こんにちは。昨日東大の合否が発表されました。
結果は不合格でした。
不合格を知った時は失意のどん底にいました。
最後まで応援してくれた同級生や高校の先生、予備校のチューターに吉報を届けられないことはもちろん、
「私のような凡人でも、地方の非進学校の生徒でも、努力次第で世間一般では天才しか行けないと言われている学類に行ける」ことを証明できなかったのが何より悔しいです。
その一方、今年の東大入試で自分の持ち得る思考・表現を100%出し切った達成感からか、不合格を知っても涙は出ませんでした。
一浪して理三に行けなければ何浪しても無理だろうと思っていたので、東大への羨望は潔く断ち切ります。
今は慶医の入学準備を急ピッチで進めているところです。親戚で慶應卒の医師の方によると、慶應は同級生同士の仲が良いうえに縦の繋がりも強いとのこと。こうした校風は、人と関わることが好きな私の性に合っているなと思います。加えて、人脈を築きやすい校風は医師としてのキャリア選択の幅を広げてくれるでしょう。
他にも海外大への留学プログラムの充実や、共同研究を通し他学部と交流ができるなど、慶應の魅力はたくさんあります。
唯一不満なのは、学部によって履修できる第二外国語が異なることです。医学部はドイツ語フランス語の2つからしか選べません。2つはいくら何でも少なすぎるだろ!!(笑)韓国語を履修する気満々だったので、すこしがっかりです。
韓国語は趣味で勉強することにして、大学ではドイツ語を選ぼうと思います。いや待てよ、状況を前向きに捉えればこの2言語をしっかり学び習得した暁には、日英独韓の4言語話者になれるってことか。これは海外でモテるぞ…(?)
最後に
これまで私の記事を読んでくれたフォロワーの皆様、本当にありがとうございました。当ブログの記事が、受験や資格試験、就活といった勝負に臨む人のモチベーションに少しでもなったなら幸いです。この1年間、同級生をはじめ多くの人から温かい応援をもらいました。この恩を忘れることなく、次は医師として大成できるよう勉強に楽しく取り組んでいきます。
余談ですが、昨日お世話になった予備校のチューターと雑談をしました。その際、母校の1個下の後輩で、今年理一に不合格だった子の話題になりました。彼は落ちた当日に予備校へ面談に行き、チューターにこう言ったそうです。
「○○先輩(私の名前です)に代わって、次は自分が理三を目指す」
それを聞いて胸が熱くなりました。東大に落ちていることから、おそらく彼は私と同じ凡人タイプなのだと思います。だからこそ1年間頑張って、来年彼に合格してほしいです。
光栄なことに、私は母校初の慶應医学部合格者になることができました。
私がなれなかった母校初の東大理三合格者に、彼がなってくれると嬉しいです。