先週日曜日、遅めのブレックファーーーストをいただいて
最後の一口を飲み込んだあと、なんか口の中に違和感があるのに気づく

歯がない!

そう、まだ6ヶ月しか経っていない治療した奥歯のインレーがない
どうやら気づかぬうちに飲み込んだらしい

早速、翌日月曜日
緊急で予約を入れてもらい、また新しいインレーを作り直し装着してもらう
一安心

そんななか、先週末とあるジャーナリストが
“ジュリアギラード政権も今週半ばに幕を閉じるであろう”と予測した

というのも、ここのところジュリアギラードの支持率が下がっていた
オーストラリア労働党初の女性党首、そして27代目首相に初の女性として就任
それから3年、彼女なりの政策を行ってきた

その中でも炭素税の導入は、二酸化炭素排出量の少ないオーストラリアの国民にすると
なんで?!我々が税金を課されるんじゃ?と、自然に反発するわけです

ギラードからすれば、環境保護意識の強いオーストラリアこそが
このような政策の実行者として世界をリードするのです!

と力むものの、実際のところオーストラリアの経済の柱でもある鉱山部門にも
打撃が大きかったため、この政策をよしとするものは少ない

これまでオーストラリアという国は黒字で運営されてきたのが自慢で
世界大不況の中でもオーストラリアの経済状況はベストパフォーマンスを
見せてきた

だから大目にみて多少の赤字は仕方ない、とその国の赤字を世界不況のしわ寄せ
といってしまえばそれまでなのだろうけど
やはり国民は国の経済状況に敏感で慎重な考えを持っている

おまけに、これまで提供されてきた出産援助金なども制限され
前年度の予算見積もりも計算違いだったなど、
多くの国民がぶーぶーになったのである

段々と募る不信感が彼女の支持率低下へと繋がった
その現象が今度は労働党内の中で共鳴し始め
総選挙を9月に控え、党内が揺らぎだしたのである

そして昨日、ギラード首相本人が党首選の実行を発表
これに当選しなければ党首、首相の座
そして政治の世界から身を引く、と大宣言
OM_World        “A Seeker's Guide to Develop The Quality of Life...”


党内同士のどんぱち大紛争が繰り広げられた

なんかただものではない空気が流れてるなか、これまでギラードのケツもちをしてきた
者までもが“ギラードはこれから支持しません。”と党首選前に宣言

この時点で政変の可能性は高くなった、えらいこっちゃ、オーストラリア!
と、主人と生中継のスクリーンに釘付けでディナーを頬張りながら
党首選終了を待つ

結果はギラード45に対し、ケビンラッド57
OM_World        “A Seeker's Guide to Develop The Quality of Life...”

三年と三日を持ってギラード政権は予言通り幕を閉じた

政治というのはなんてえげつなく残酷な世界であろうか


党首選後のギラードは複雑な表情を浮かべてメディアの前に姿を現した

当選したケビンラッドは3年前にギラードに党首交代され、そして今回また
労働党党首と返り咲きしたのである

降下気味の労働党への信頼度を、どうにか党首交代で持ち直し
総選挙に臨みたいと強く願う労働党の姿がうかがわれる

ラッド氏の復帰を景気づけにこのハネムーン状態を利用して
8月に総選挙が前倒しされる可能性も高いという

私たちは特に決まってどの党を支持とかないけど、時事の政策や動向には興味があり
もちろんそれらで税金や補償金も左右される

このマイナスな結果を連ねてギラード首相を非難するのは簡単であろう
でも、初の女性首相でちょっと強引なとこもある感じはあったものの
嫌いでなかったなぁ、日本の東日本大震災の直後現地へいち早く出向した人でもある

と、そんな同情や慰めの思いをよそに
この一夜で彼女の政治人生は終わったのである

昨夜はオーストラリアにとって間違いなく歴史に残る一夜でした

そしてこの大紛争劇をワイングラスを傾けながら含み笑いを浮かべながら
楽しんでいたであろう人は
OM_World        “A Seeker's Guide to Develop The Quality of Life...”


野党 自由党党首トニーアボットであろう

そして今、生中継で新首相ケビンラッドVSトニーアボット氏
の紛争が国会で行われている

これからも激しい火花が散ることは間違いない
どうなるオーストラリア!