例年だと5月~6月にかけて開催されるシリーズですが夏の終わりの開催となります。

参加外国人はテリー・ファンク、スタン・ハンセン、ブラックウェル、ロン・バス、デストロイヤー、ルーファース・ジョーンズ、フランク・デューセック、そしてウルトラセブンです。なんか寂しいメンバーです。当然、シリーズクライマックスの大会場はなくテリーとハンセンの遺恨戦と馬場とハンセンの4度目の一騎打ちが目玉のシリーズです。ジャンボも天龍も脇役です。

8月26日に埼玉の熊谷で開幕し、9月15日までの3週間シリーズです。

9月11日後楽園ホールにおいて日本初対決のテリー・ファンク対スタン・ハンセンが実現します。倉持アナの「ウェスタン・ラリアット、ウェスタン・ラリアット、ウェスタン・ラリアット・・・」の連呼がテリーのピンチを象徴しています。

しかしテレビ岩手は放送ありませんでした。

9月14日、刈谷でのPWF戦はわずか5分余りで反則決着です。あの初対決のしびれるような戦いは再現されません。

一方、新日本は猪木が復帰しホーガンとタッグを組んでのシリーズで盛り上がっております。国際軍団と後のWWFで活躍するサージェント・スローター、ホーガンの弟というギミックで参戦したエド・レスリーらですがそれでも新日本は盛り上がります。こちらも岩手では放送されておりませんでした。

この時期、第2回オールスター戦か!?と盛り上がっておりましたが中止との発表。しかしそんなんやるわけないと思っておりましたワタクシは残念な気持ちはありませんでした。そもそもテレビ中継がないのが前提なんで地方に住んでなおかつ全日中継も毎週必ずやるわけでもなく、ワールドプロレスリングは放送すらされていないのにオールスター戦やら対抗戦と言われても知ってる選手は昔、放送したころの猪木、坂口、小林のみでした。藤波ですら見たこともなかったのです。

そして時期シリーズ、創立満10年目のジャイアント・シリーズということで期待にワクワクします。