昨日BSで「日本侠客伝」という東映映画を見た。東映ヤクザものを初めて見たが画面に釘付けになった。何がそうさせたかというと、女性の曲線的でしなやかな物腰、格子戸のような日本家屋の味わいと女性の動作とを組み合わせて醸し出される独特の映像美。
監督は誰かなと調べたらマキノ雅弘。名前は知っていたが作品を見たのはこれまた初めて。往年の娯楽映画作家ぐらいに思っていた。これが大間違い。動く絵画の芸術とも言える視覚美だった。後でマキノ監督をWikiで調べたら、日本舞踊、人形浄瑠璃を深く研究していたという。なるほどとうなづける。テーマがテーマだから全編を通してというわけではないのだが、随所に芸術性の高い動作と映像が散りばめられ展開されているのである。任侠という通俗的世界が背景だから逆にそうした芸術性が際立っているといっても良い。若き長門裕之の演技にも驚いた。いたづらっ子ぽいしぐさや表情はどこかジェームスディーンを思い出させるものがある。長門をうまい役者と思ったことはなかったのだが画面で動く彼は全く別人だった。
いずれも場面々々の美に過ぎないのかもしれないが、それはそれだけでも、まがうことなき芸術なのだと思った。
監督は誰かなと調べたらマキノ雅弘。名前は知っていたが作品を見たのはこれまた初めて。往年の娯楽映画作家ぐらいに思っていた。これが大間違い。動く絵画の芸術とも言える視覚美だった。後でマキノ監督をWikiで調べたら、日本舞踊、人形浄瑠璃を深く研究していたという。なるほどとうなづける。テーマがテーマだから全編を通してというわけではないのだが、随所に芸術性の高い動作と映像が散りばめられ展開されているのである。任侠という通俗的世界が背景だから逆にそうした芸術性が際立っているといっても良い。若き長門裕之の演技にも驚いた。いたづらっ子ぽいしぐさや表情はどこかジェームスディーンを思い出させるものがある。長門をうまい役者と思ったことはなかったのだが画面で動く彼は全く別人だった。
いずれも場面々々の美に過ぎないのかもしれないが、それはそれだけでも、まがうことなき芸術なのだと思った。