イギリス人が気になる

 

 

 

 

 最近イギリス人が気になっています。先日の記事ではイギリスが第二次大戦中に少し変わった飛行機で戦っていたという話をしました。世界に先がげてたくさんの空母をそろえていたのに、それに乗せる最新の飛行機がないといった不思議なことが起こるのがイギリスです。そのほかにもいろいろ奇抜な発明、作戦も多く、ミリタリー好きの人たちからは「英国面」(えいこくめん、ブリティッシュサイド)という風にやや面白がられて呼ばれています。

 

 

「英国面」

(インターネットより引用)

英国面とは英国人特有の変態的表現技法の一つとも呼ばれる。

着眼点及び思想的には正しいアプローチを行っているものの、技術的ハードル等の対処方法などに諸外国の技術者とは異なる、一風変わった対応をすることから、出来上がりが「なぜこうなった」と首を傾げられるシロモノとなる。

国内での独自開発工業製品であればあるほどその傾向が強まるため、特に兵器に現れやすいが、自動車など民生品にも英国面が色濃くでる場合がある。


具体例

 

・マチルダII歩兵戦車(歩兵と共に行動して、敵の歩兵や砲兵陣地を攻撃する役目のはずなのに、搭載している2ポンド砲は榴弾が打てない。敵将ロンメルにも不思議がられる)

 

・ブルーピーコック核地雷(不発防止のために電子部品をニワトリで保温する核地雷。)


・猫爆弾(猫は水を嫌うのでパラシュートと爆弾を背負わせて洋上の敵艦めがけて投下すれば敵艦めがけて降りていくという発想で造られた爆弾。実際に試験も行われたが猫が気絶しただけで終わった。そもそも猫がどうやってパラシュートを操作するのか疑問)

 

・ハバクック氷山空母(パルプを混ぜた特殊な氷・パイクリートで船体を作る格安空母。氷山は水上に出ている部分と水中の部分が1対9なので、とんでもない大きさの空母になる。また、常に冷却し続ける必要がある。試験艦を実際に作ってカナダの湖で試験、計画中止。その後現在でも同地に放棄してある)

 

・(兵器ではないが)薩英戦争(1863年文久3年。前年の生麦事件に端を発した英国艦隊と薩摩藩の鹿児島湾で行われた戦い。英側は幕府より賠償金を受け取ったにもかかわらず薩摩を侮ってわざわざ鹿児島まできて薩摩藩にさらに賠償を吹っ掛ける。いっきに血が沸騰した薩摩隼人たちと砲撃戦に発展。薩摩側も相当の被害が出るものの、英側の旗艦「ユーライアラス」が大破、艦長、副長戦死。その他損傷多数でついに横浜まで撤退する。当時世界最強の英国艦隊が東洋のちょんまげの国あいてになんという失態、、、。)

 

・マーケット・ガーデン作戦(オランダの複数の川をこえてアーネムを目指す。途中の橋に空挺部隊を下ろして確保させ、電撃的なスピードで進撃する、、、、はずだったが、うまく進めず、橋で待っている空挺部隊が包囲されて大ピンチに。映画「遠すぎた橋」で有名)

 

・ウィンブルドン選手権(テニスの大会。参加選手は試合中はおろか練習中も純白のウェア・下着着用が義務付けられている。なぜ?)

 

・イギリス国教会(イギリスの国教。16世紀、当時カトリックは離婚を認めていなかったが、国王ヘンリー8世が離婚して愛人と結婚したいがために新しく宗派を打ち立て、国教とした。ローマ教皇激怒。)

 

・イギリス人は傘をささない。

 

・風呂に入らない。

 

・食器を洗って泡をすすがない。

 

・クリケット

 

 

 

 

 日本人も人のこと言えませんが、英国はかなり変わってます。

 英国の戦史を読んだり、欧州大戦の本を見ていると、各国の個性があって面白いです。世界史もかなり忘れているので改めて勉強しなおそうかと思っています。最近はユーチューブの世界史チャンネルなんかも充実しているので「ゆっくり解説」などでも楽しく勉強できますね。

 日本人は世界史を知らないとよく言われていて、海外に出かけると恥をかくことも多い様です。まずは何でもいいので興味を持って楽しんで勉強していくことが大切でしょう。英国をはじめ、各国の歴史がとても興味深いです。また気になったことがありましたら記事にしていこうと思います。ごきげんよう。