姉妹店、大阪の【オルボ・ビスポーク】にはこんな棚があります。

 

 

いわゆる着分(ちゃくぶん)と呼ばれるスーツ1着分の長さにカットされた生地、
約3.2mの生地がズラリと置けるようになっている棚なんですね。

一列20段、8列あるので160段、つまり160着分の生地を並べられるようになっている

棚なのですが、もちろん別注で作ってもらった棚です。


ワタクシがなぜ、こんな棚を作ろうと思ったか?
その答えが今日、ご紹介するこの【ヨーロピアンファブリック】の生地サンプル帳、いわゆる

バンチブックにあります。

 

 

このバンチブックはその名が示す通り【ヨーロッパの生地】が集められたものなのですが

そのラインナップが凄いんです。

イタリア、そしてイギリスの著名な生地がこの1冊にまとめられている、
しかも格安で!


興味ありませんか?

 

中にはこんなブランド生地があります。

 

【アリストン】

アリストンってなかなかディープなマーチャント(生地商社)なのですが、

ユニークかつカラフルな生地が多いです。

ご存知【エルメネジルド・ゼニア】



【ロロ・ピアーナ




【ランバン】



冬のソラーロと言われる、注目の【カノニコ】のボーソレイユも!

表と裏がこんなに色が違う生地は珍しい…………

【レダ】も


【マルゾット】も

 

英国【アルフレッド・ブラウン】も



まだ他にもありますが、本当に盛りだくさんで、ヨーロッパのいいところの生地が
ズラリと品揃え。


何度も言いますが、しかも格安で!



話は戻って、何であの棚を作ったのか?ですが、
このバンチが人気ゆえ、すぐに品切れを起こしてしまうからなんです。

「これは!」と思う生地は他のテーラーから注文が入る前に確保しておきたい、と

思い、先に注文しておいて売場に並べておくためにこの棚を作ったんですよ


細かく価格をこちらでご紹介することは控えますが、ぜひごご来店の上、お気軽にお尋ね下さいませ。

「え?」(゜゜;)

とビックリされると思いますよ。
ぜひお早い目に!
人気のものはすぐに品切れしちゃいますからね。