熱田神宮から東へ。
豊橋にあるアルデックスさんを目指す。

 

アルデックスは日本国内で最高クラスの技術力を誇るオーダーの工場。

 

以前からお取引はさせていただいていたのだが、今年の秋から本格的に取り組むことになり、

今回、テーラー夙川、オルボ・ビスポーク合同、全スタッフで訪問させていただくことにしたのだ。

 


1着の服を作るのにはたくさんの人の手を経る。
 

牧場で羊の世話をする人。

その毛を刈る人。

その毛を洗う人。

紡ぐ人。
糸から生地にする人。

染める人。

染めた生地を洗う人。
仕上げる人。

出来上がった生地を売る人。
運ぶ人。
その生地を並べて売る我々。
そして選んでいただき、採寸する人。

お客さまのご要望を訊き、形を整える人。

 

工場に届いた生地と指図書を元に、生地を裁断する人。
縫う人。
仕上げる人。

実に多くの人の手を経て、一着の服は完成する。

どんな方が我々の服を縫って下さるのか、実際に工場を訪れてお顔を合わせることはとても大切なことなのだ。

 

日本中にはいくつも工場はあるが、アルデックスで働く職人さんは若い。
平均年齢は37歳だとのこと。
工場長も30代の方である。

CADを使って1着1着裁断する。

 

 

1着の上衣を作るのに、たくさんのパーツが作られる。
そしてそれを合わせていく。
工程数は200を超える。

大切なのは立体感。
人体は曲線の連続である。
定規で引いたように真っ直ぐな部位はひとつもない。
その曲線を立体的に作るのは高い技術が必要だし、腕の見せどころでもある。

 

アルデックスの素晴らしいところは、服づくりの前に人づくりをとても丁寧にされているところ。


 

アルデックスの歴史は約90年。
製糸業から始まり、毛織業。
そしてそこから生まれた製造業。

志が高いのは歴代社長のポリシー。

 

 

山口社長の熱いお話を伺って、スタッフ一同感激しました。

 

80歳になられたという社長。

今では現場に口は出さず、30代のスタッフたちを暖かく見守る立ち位置に徹しておられるとのこと。


「みんなが働きやすい環境を作るのが社長の仕事」

 

この言葉は私の胸にも響きました。

 

様々なことを教わりつつ、かつお客様に最も近い位置にいる我々の意見もお伝えして

有意義な時間を過ごしました。

最後に工場長を挟んで記念撮影。(目、つぶってますやん💦)
貴重な時間をありがとうございました。


アルデックスの服はサイズサンプルを作成中です。
9月中旬にはテーラー夙川、オルボ・ビスポークそれぞれに到着します。

ぜひ一度お袖を通してみて下さい。
その品質の高さを実感していただけると確信します。