現在、フジテレビ系列で毎週月曜午後9時、いわゆる月9枠で放送されているドラマ
「SUITSシーズン2」
ご覧になってますか?

残念ながら視聴率は「半沢直樹」に遠く及ばないようですが同タイトルの本家、アメリカ版では

シーズン9まで続いた人気ドラマだったとのこと。

主人公が弁護士という設定で、高級スーツを身にまとう立場。
タイトルもまさしく「スーツ」ということでワタクシ、個人的に楽しみに見てるんですねえ。

本家アメリカ版はこんな感じ

日本版は織田裕二と中島裕翔



本家の主力メンバー

日本版だとこうなる

 


織田裕二と鈴木保奈美という、その昔【東京ラブストーリー】で「カンチ」と「リカ」を演じた2人が長年の時を経て再び共演するということでも話題を呼びましたよね。

しかしながら50代になった織田裕二はカッコイイんですが、やはり本家のハーヴィーはさすがにカッコイイですな。


で。

本家のハーヴィーが着ているスーツなんですが、これは有名な話だけどアメリカの

 

TOM FORD(トム フォード)というブランドのWINDSOR(ウィンザー)

というモデルなんですね。
ウィンザーは普通のスーツではない特徴がいくつかあって、それは

1.衿がピークドラペル(剣衿)
2.ウエストのくびれを強調したシルエット
3.ゴージライン(上衿=カラーと下衿=ラペルの継ぎ目)=衿刻みの位置が低め

4.チェンジポケット付きで、チェンジポケットも脇ポケットもフラップが大きめ

5.フロントカット(上着裾のカットの形状)がスクエアに近い
6.袖ボタンが5個、しかも一番下のボタンホールが大きい

7.深めのサイドベンツ

8.肩先がキュッと上がったコンケープショルダー

9.長めの上着丈

10.パンツは脇尾錠で幅広めのシルエット

と言う点。


日本版のスーツの主人公、織田裕二が演じる甲斐正午が着ているスーツもハーヴィーが着ているトムフォードに特徴が似ていたからワタクシは当初、てっきりトムフォードを着ているものだとダマされていたのですケド、トムフォードのウィンザーは一着50万円近くするんですよ💦

しかもベストがついたスリーピースを必ず、と言っていいほど着ているんですね。
とすると一着50万円は下らんなあ、と。

ドラマを見てるとシーンの変更に合わせて着替えるので、甲斐は一話あたり2着は着てる、と。

とすると甲斐の衣装だけで一話あたり100万円かかりますやん?(゜゜;)


そんなことフジテレビがするワケない、と思っていたら有力な情報が。

 

 

「甲斐先生が着ているスーツはウチの工場で作ってるんですよ」

 

と、弊社の取引先の工場のヒトからのタレコミ。

聞いてみると、なるほど、トムフォード のウィンザーを徹底的に研究した型紙があるんですねえ。


 

 

甲斐先生のスーツ、カッコイイな、とずっと思ってきたワタクシ、早速発注してみたんです。

出来上がりを公表する前にまず本家、ハーヴィーが着ているトムフォードのウィンザーがコレ。


拡大バージョン


 

 

次に甲斐先生のスーツ


拡大バージョン



かなり忠実に再現されているのがわかると思います。


そして甲斐先生の衣装と同じ工場、そして同じシルエットで作ったワタクシのスーツがコチラ。

 

同じく拡大バージョン

 

ね?
甲斐先生のスーツにそっくりなのは同じ工場、同じシルエットだから当たり前として

ハーヴィーのスーツにも近いでしょ?

 

 

このスーツ、ベスト付きのスリーピースですけど、使った生地はイタリー製。
それでいくらだと思います?

それで実は69,000円(税別)なんですねえ。
もちろん生地次第ではさらにお安く作ることも可能ですし、超高級生地を使って数十万円で作ることも可能です。


あなたもドラマの主人公になりきって、一度仕立ててみてはいかがですか?