タイトルは大げさでしたが、
電子辞書がなければ、生活しにくくなるのは確かです。
私の趣味のドラマ・映画鑑賞にも影響してきます。
(私の趣味は映画やドラマを観ながら、新単語や新フレーズを収集することです。)
開くと同時に電源が入り、何冊もの信頼できる辞書が搭載された小さな機器。
私の生活にはなくてはならない存在です。
私が今使用している辞書は元は妹のでした。
私のは古い型で、私が後から購入したドイツ語辞書に対応していなかったので、
相談の上、彼女は快く私の古い型と取り替えっこしてくれました。
この恩は忘れません。
電子辞書がなければ私の人生は違っていたと思います。
英語や他の言語も話せるようになっていなかったかもしれません。
私が初めて電子辞書を所有したのは、小学生の頃でした。
アメリカ留学が決まった時に、両親が買ってくれました。
その時は、「桃」や「草」などの言葉を調べては、
ノートに書き連ねるという作業をしていました。
皆さんは、知らない言葉が出て来ると、どうされますか?
昔の私は、無視をすることがよくありました。
電子辞書ですら、引くのをめんどくさがる人間だったんです。笑
そんな私が自称「辞書引き魔」に変わったのは、
高校の恩師が授業中におっしゃったことがきっかけでした。
「単語には普通、いくつかの定義がある。
それらを全部知らないで、その単語を知っている、とは言えない。」
バケツが頭に降って来たような、はっと目が覚めたような感覚でした。
その時、自分の弱点を思い知りました。
もっと辞書を引いていれば、もっと早くにそのことに気づいていたはずでした。
その時から、私は知らない単語はできるかぎり、そのままにせず、
辞書で引き、きちんと全て通して読むようにしています。