英会話レッスンとは、いったい何をする場なのか。
私は、たまにこの原点に立ち返ることがあります。
何人にも共通して言えることは、
英会話レッスンとは「講師との交流」でしょう。
講師と言葉を交わすことで英語を話す経験を重ねます。
そうすることで、知らなかったことを知ったり、
英語を話す自信をつけていきます。
となると、レッスン中は、自分の弱点と向き合うことになります。
それは、感じ方は人それぞれですが、簡単なことではありません。
そこで大切なのが、講師の対応です。
生徒の性格を踏まえて、訂正を行います。
ここで、生徒が挫折するか、乗り越えて前に進むかが決まる、
と言っても、過言ではありません。
知識量や説明方法も大切ですが、実はここが講師の腕の見せ所です。
ただし、講師だけがレッスンの主導権を握っているのではありません。
生徒も大いにレッスンの行方を左右する力を持っています。
生徒が疲れすぎていたり、学習意欲がほぼなかったりすると
講師ができることは限られてきます。
そういった状態の生徒に無理に学ばせようとすることは逆効果になります。
逆に生徒の体調がよくて、予習をして、質問をして、学習意欲を示せば、
講師はもっと+αで生徒に自身の知識を共有しようとするでしょう。
私は中学生の頃、何度か塾に通いましたが、特に効果は出ませんでした。
無理もありません。私は塾に着いた時には、既に疲れていて、
学ぶ態勢ではありませんでした
高校生になって、自分の体力と精神力の限界を知り、
学ぶ楽しさを知ると、大変でしたが塾なしでも志望校に合格できました。
もし、無理をして英会話レッスンを受けられている方は、
是非一度、立ち止まって考えられることをおすすめします。
・講師と馬が合わない
性格が合わないのは仕方がありません。他の講師をすぐに探しましょう。
・レッスン中、集中できない
空腹や疲れがない時間帯にレッスンをずらしましょう。
・講師の言っていることが全く分からない
日本人講師を選んで、まずは文法と語彙に集中しましょう。
毎日なるべくたくさん英語を聞くようにしましょう。
・モチベーション維持が難しい
どうして英語を勉強しているのか、目的や目標をもう一度確認しましょう。
また、その目的や目標はまだご自身の中で大切かどうか確認しましょう。
・レッスンが楽しくない
原因を突き止めて、それを変えることができない場合は、一度辞めてみましょう。
独学をしてみて、講師が必要だと感じれば、あなたに寄り添ってくれる講師を探しましょう。