お久しぶりです!

ブログ更新をずっとサボっていました。凝視

 

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今日は文法用語について書いてみます。

このテーマに至ったのは、私の生徒さんの多くの英語の上達が

文法用語に邪魔されていると感じたからです。

 

「文法用語」ってそもそもどんな言葉でしょう?

過去分詞、分詞構文、現在完了、時制の一致、

指示代名詞、助動詞、他動詞、、、

他にもたくさんあります。泣き笑い

 

これらの言葉を理解する必要があるかどうかという質問を

たまにいただきますが、「はい」か「いいえ」だけで答えることは難しいです。

 

その方の目標によります。

 

文法が間違っていても伝わればいい、という方には

文法用語はあまり大きな意味は持たないでしょう。

文の分析したいという気持ちがある方もいれば、

文法はともかくパターンを覚えて話せるようになりたいという方もいます。

 

ここで覚えておきたいことは、

文法を理解していることと、

英語で会話できることは、

二つの異なる事柄であるということです。

 

私個人の場合、

子どもの頃は、世間でいう「生きた英語」から英語を吸収しました。

実際の会話や映画や歌から英語を学びました。

こうして、英語の感覚を掴んでいきました。

 

中学校の頃は、文法を教えてくれる塾に通いましたが、

正直言って、何のことかよく分からずじまいでした。不安

その後、文法をきちんと意識し出したのは、

高校の精読の授業を取ってからです。

その先生は人格者で今でもとても尊敬しています。愛

その先生は、英語の文や文章を分析する楽しみを教えてくれました。

 

それから大学で、日本ではマイナーな言語を学び、

そこでも尊敬する教授に出会いました。

卒業後は、ドイツ語を始めて今に至ります。

 

こんなふうに、私は優れた先生に恵まれて、

文法嫌い(というか、文法無知?)を克服しました。

ということで、文法嫌いを克服する一つの手としては、

文法が大好きな先生を好きになることが挙げられます。OK

 

理解しにくいことは自分ひとりで立ち向かっても

敵わないことがあります。

そういう時は、優秀な先生に助けを求めましょう。目がハート

ここでの「優秀」は、

文法の形と機能だけでなく、そのニュアンスまで理解している

という意味で書きました。

例えば、現在完了の説明において、

「現在完了の形はhave+過去分詞で、経験・完了などを表します。」

だけではなく、

「これは過去に起こったことを現在の視点から見た表現です。

例文をあげます。It has happened.

これは、It happened.と、どう違うのでしょう?」

こんなふうに例文をあげて、

ニュアンスの説明ができる先生が理想ですね。

(最近のネイティブの話し方、文法の使用傾向まで知っていれば、

かなり信用できる先生です。)

 

ただ、英語が話せるようになるのが目標の場合は、

文法用語にあまりこだわり過ぎず、

お手本として英語で映画を観たり、

実際にネイティブと会話したり、

英語で歌を歌ったりなどの、

口と耳を駆使した実践的な訓練がより重要になってきます。