ウェクスラー式知能検査の指標
②知覚推理指標(PRI)
視覚的な情報を把握し推理する力や、
視覚から得た情報にあわせて体を
動かす力に関する指標。
新しく得た情報への対応力や、
新しい課題が生じた際の解決力にも影響。
目で見た情報の理解を中心とした検査で
視覚的な情報を適切に処理し、それに
合わせて身体を動かせているかを
確認するため回答は実際に
手を動かして行う。
図面を描いたり理解したりすること、
あるいは地図を読むのが得意な人は、
知覚推理指標が高いと考えられる。
・知覚推理(PRI)が低い場合
絵や図から情報を読み取ることが難しい。
見通しを立てるのが難しい。
ジェスチャーなどの動作で
表現することが苦手なこ場合が多い。
支援策としては、絵や図から不要な
要素を取り除きシンプルなものにする。
目的や作業手順をわかりやすく
示すなどの工夫を施す。
~生活面での支障~
・聞いたこと、話したことを頭の中で
まとめることが難しい
・文章の要約が苦手
・量を比べることが困難
・形の判別や、組み合わせで
構成することが苦手
・図形や展開図、見取り図を描くことが
難しい
・表やグラフにまとめることが苦手
・場の状況や相手の表情が読み取れず、
その場に合った行動がとれない
・場所や方角をよく間違える
・生理整頓が苦手
・社会的なルールの理解が難しい
・言葉を用いて、一つ一つ順を追って
説明する
・頭の中だけで考えるのではなく、
模型などを活用する
・図形の特徴を言葉で説明する
・その場の状況や他人の気持ちを
分かりやすい言葉で伝える
・ごっこ遊びやロールプレイなどで
対人行動を練習する
・場所や方向は上下左右、順序、
目印などで言語化して確認する
・物をしまう場所ごとに色分けし、
物自体にも対応した目印をつけておく
・ルールは言葉で丁寧に伝える
問題:知覚推理(PRI)が低い場合、どんな
支援策が有効か。
答え:絵や図から不要な要素を
取り除きシンプルなものにする。
目的や作業手順をわかりやすく示す。