ウェクスラー式知能検査の指標


知覚推理指標(PRI)

 

視覚的な情報を把握し推理する力や、

視覚から得た情報にあわせて体を

動かす力に関する指標

新しく得た情報への対応力や、

新しい課題が生じた際の解決力にも影響

目で見た情報の理解を中心とした検査で

視覚的な情報を適切に処理し、それに

合わせて身体を動かせているかを

確認するため回答は実際に

手を動かして行う。


図面を描いたり理解したりすること、

あるいは地図を読むのが得意な人は、

知覚推理指標が高いと考えられる。



・知覚推理(PRI)が低い場合

絵や図から情報を読み取ることが難しい。

見通しを立てるのが難しい。

ジェスチャーなどの動作で

表現することが苦手なこ場合が多い。

支援策としては、絵や図から不要な

要素を取り除きシンプルなものにする。

目的や作業手順をわかりやすく

示すなどの工夫を施す



~生活面での支障~

・聞いたこと、話したことを頭の中で

    まとめることが難しい

・文章の要約が苦手

・量を比べることが困難

・形の判別や、組み合わせで

    構成することが苦手

・図形や展開図、見取り図を描くことが

    難しい

・表やグラフにまとめることが苦手

・場の状況や相手の表情が読み取れず、

    その場に合った行動がとれない

・場所や方角をよく間違える

・生理整頓が苦手

・社会的なルールの理解が難しい



~支援方法~

・言葉を用いて、一つ一つ順を追って

説明する

・頭の中だけで考えるのではなく、

模型などを活用する

・図形の特徴を言葉で説明する

・その場の状況や他人の気持ちを

分かりやすい言葉で伝える

・ごっこ遊びやロールプレイなどで

対人行動を練習する

・場所や方向は上下左右、順序、

目印などで言語化して確認する

・物をしまう場所ごとに色分けし、

物自体にも対応した目印をつけておく

・ルールは言葉で丁寧に伝える



問題:知覚推理(PRI)が低い場合、どんな

            支援策が有効か。










答え:絵や図から不要な要素を

取り除きシンプルなものにする。

目的や作業手順をわかりやすく示す