ウェクスラー式知能検査の指標


ワーキングメモリ指標(WM.I)

 

情報を一時的に記憶しながら

処理する能力に関する指標

ワーキングメモリーは読み書きや

計算などの学習能力や集中力に

大きく関わる脳の機能であるとされる。


複数の情報を同時に処理したり、

順序立てて処理したりする能力を

測定することで算出。


手順の処理が必要となる

料理のような作業が得意な人や、

学校の先生の指示を理解する力や

板書をする力が高い場合、

ワーキングメモリー指標が高い。





・処理速度(PSI)が低い場合

特定の物事に集中することが

難しかったり、耳から聞いた

会話や指示を一時的に

記憶しながら処理したりすることに

困難が生じる場合がある。


読み書き・計算などの能力にも

関わりがあると言われており、

学校での勉強に困難が生じる。

「話すときは簡潔にまとめる」

「口頭だけでなく資料やメモを

使いながら話す」

「話し手に注意を向けてから話す」

といった工夫が必要。







~生活面での支障~

・聞き間違いが多い

・聞いたことをすぐに忘れる

・少しの雑音でも注意が逸れる

・「っ」や「ゃ、ゅ、ょ」といった

    特殊音を書き間違える

・平仮名や片仮名で書けない文字がある

・簡単な暗算ができない

・九九の暗証が苦手

・友達の名前が覚えられない

・約束を忘れてしまう

・話を最後まで集中して聞くことが

    難しい



~支援方法~

・話し手に注意を向けさせてから話す

・簡単に、簡潔に伝える

・理解できていない様子が見られたら

何度か指示を繰り返す

・全体への指示が理解できていない場合

個別に指示をする

・絵や図、文字や立体物を組み合わせて

説明する

・物事に意味付けして覚えやすくする

・過程を細かく紙に書きながら計算する

・こまめにメモを取るようにする

・挨拶や定番の言い回しなど、

ロールプレイで練習する



問題:ワーキングメモリの算出法は?










答え:複数の情報を同時に

処理したり、順序立てて処理したり

する能力を測定する。