はじめて書き込みます。
私は、日本の大学で土木工学を学び、フランスのリヨンへ留学して交通経済学のDEA(日本の修士号相当?)を取得し、3年間ワシントンDCにある世界銀行で交通エコノミストとして西アフリカのフランス語諸国でのインフラ整備に携わりました。
また、2013年にはベトナムのハイフォンとハロン湾を結ぶ高速道路の一部である有料道路バクダン橋プロジェクトのBOT提案書の作成を投資企業のご要請で担当致しました。(現在では、同橋は供用されております。)また、2014年から2015年にかけてはラオスにおける金鉱山開発について、探鉱権及び採鉱権の取得にかかる交渉や探鉱調査の監理などを投資家のご要請を請けて担当いたしました。(現在、同金鉱山は採鉱・精錬の試行段階に入っています。)
現在は、インフラ分野でのICT活用について興味を持っており、特に建築物や土木構造物についてデジタルデータ監理を通じたインフラに関するDXを促進できないかと考えております。大規模なプロジェクトでは適用を義務付けられているISO(国際標準化機関)規格では、今分野では既にISO19650 シリーズが出版されおりますが、我が国での認知度は極めて低い一方、フィリピンなどではアジア開発銀行主導の下、その適用の義務付けが一般化しつつあります。
こうした現状について、意見交換を希望される方と情報交換ができることを期待しています。