昨日で東日本大震災から6年が経過しました。
被災された方々に改めてお見舞い申し上げます。
古い読者の方は、ご存知かもしれませんが
私の両親は、福島県の浪江と葛尾に住んでいました。
母の実家は浪江ですが、
今も帰還困難地域に 指定されています。
今年、放射能物質を含む「がれき」の仮置き場として
田んぼの一部を国に貸すことになりました。
おそらく「仮」ではなく、
永久に移動することは ないと思います。
福島の原発事故は、現在も進行中であり
その収束のめどすら立っていません。
この先、何が起こるのか?起こらないのか?
また今も、漏れ続ける放射能の影響は
あるのか?ないのか?
その予測は誰にもできない。分らない。
というのが現実ではないでしょうか?
その「分からない」状態で
生活を続けるのは 当然「不安」になります。
その不安を少しでも解消するため
福島県いわき市で 子供たちの検診や
食料の放射能検査を行う
「たらちねクリニック」が開設することを知り
僅かですが、支援することにしました。
そんなことは、東電や国がやるべきだ。
そんな声も聞こえてきます。 最もだと思います。
けれどそのまま何もしなければ 被災地で生活する、
特にお母さんたちの「不安」は 一向に解消されません。
0歳で生まれた子供は今年6歳になります。
待っているだけでは、もし何かあったとき
手遅れになる可能性があります。
福島で生活することを選んだ人や
生活するしかない人達が少しでも「不安」から 解放され、
子供たちが健やかに成長することを 願ってやみません。
たらちねクリニックは5月開設に向け
応援メンバーを募集しています。
ご賛同いただければ幸甚です。
※クリックすると音声が流れます。