なんて物騒なタイトルなんだ……笑

7月の頭、おばあちゃんが亡くなった。
2ヶ月前に会った時は元気そうだった人が死んでしまうというのは、
心にぽっかり穴が開いた気分だ。

でも、だけど。
本当は2ヶ月間に会った時、
おばあちゃんはわたしのことはもう分からなくて
「あんた誰?」「(わたしの)兄の彼女?」と聞かれて
ただただ苦笑いするしかできなかった。

その時、自分を忘れ去られるということの残酷さを知ったはずなのに。




今朝、夢におばあちゃんが出てきた(気がする

死装束を着て横たわるおばあちゃん。
「死んでいるの…?」と思ったら、急に苦しみだすおばあちゃん。
そしてそのままもう一度息を引き取った。

…確かそんな感じの内容だった。

「こっわ。まじ怖っ」って思いながら目が覚めたけど、違うんだよね。

おばあちゃんが亡くなってまだ3週間しか経っていないのに、
おばあちゃんを思い出すことが無かったから寂しかったのよね?





「人間が死ぬ時、それは誰からも忘れられた時だ」っていう言葉を
昔どこかの誰かから聞いた気がする。


おばあちゃんを思い出してメソメソするのはもう終わりにする。
でも、おばあちゃんが居たことは忘れない。
わたしが忘れたらおばあちゃんは本当に死んじゃうものね。

あまり記憶力に自信はないけれど、覚えておく!
だから、おばあちゃんも天国でのんびり見守っていてね。