看護師をやっていると
忘れられない患者さんは沢山いる。
可愛くて
いつもニコニコしてる患者さんが
「胸が気になる」と言って
当院でエコーを受けたところ
乳がんが見つかった。
医師から説明を受けている最中に
必死に涙を堪えてるように見えた。
診察後に声をかけたら
ボロボロと涙が溢れて
慌てて、カーテンがある部屋に
お連れした。
「自分の母親のことや、
妹が出産したので手伝いとか、
忙しくて自分のことは後回しだったから」
そう言って、患者さんは
またボロボロ泣いた。
実は、その患者さんと私の年齢は
近かった。
私自身も、自分に時間をかける
余裕なんて無い生活を
送っていた時期だったから、、、
思い当たることばかりで
なんかもう、切なくなってしまった。
私がやっと絞り出した言葉が
「なんで、この年代の女性って
こんなにも忙しいんでしょうね💢💢
でも、お母さんも妹さんも
〇〇さんがいてくれたから
きっと助かっていると思います!!」
患者さんに向けて言った言葉なのに
私まで泣けてしまって
カーテンの中で、2人で静かに泣いた
( ;∀;)( ;∀;)
月日は流れて、先日久しぶりに
その患者さんの採血をした時のこと。
「あれから8年経ちました!」と言われ
もうそんなに!?とビックリした。
今はホルモン治療しているそうで
指先が冷たいと話してくれた。
ただでさえ、これから寒くなるから
冷やさないようにしましょうね!なんて
普通のことしか言えなかった。
でも、肌の色つやが良くて
とてもキレイで(*´∀`)
本当に調子が悪かったら
こんな美しくないな、、、って
つい言葉に出してしまったら
患者さんが 照れ笑いした(-ω☆)キラリ
その姿が、またまた美しかった✨
病気して、痛い検査を受けたり、
手術したり、、、
経過が良くなれば転院したり、
嫌だ、もう嫌だ
怖くて逃げたいよって日を
何ヶ月も 何年も過ごして
転移や再発に怯える夜があっても
それでも
目の前で面白い出来事があれば
クスッと笑える日が
来るんだと、、、思うし
そう信じたい。
私は、この患者さんを
お見かけするたびに
何だか元気をもらう。
職業柄、ヒイキもできないし(笑)
誰にも、ずーっと 言わない。
多分、ずっと忘れない患者さん。
