92歳になるS枝さんの

老人施設への

移動のお手伝いが無事終わった。

 

生涯を通して独身

一人暮らし。

 

ご近所・親戚・ご兄妹からの心配する声もあり、

老人ホームへの入居をお勧めしてから約2年。

その間にS枝さんの認知症がかなり進んでしまった。

 

少し前に話したことさえ覚えていられない

そんな状態になっていた。

 

本人的には何で新しいところに移動したのか

理解できているような出来ていないような

きっとそんな感じなのだろうか。

 

もっと早く、本人が自分で移動したという

自覚がある状態での入居が出来たら

もう少し幸せだったのかもしれない(かな・・・)。

 

 

がしかし、自覚できるうちは

本人が強く入居の拒否をされるので

周りも無理やりに事をすすめることも

出来なかったのですよ。

お金もかかるし、手続きとか面倒くさそうってね。

 

犬や猫じゃないので

首根っこつかんで

はいっ、入居!

ってなわけにはいかないの。

 

S枝さんの場合

食事をきちんと

取っていないと分かるくらい極度に痩せ、

物忘れなどの症状がみられたころ

道路で転んで腕を骨折。

 

通常、入院が出来ないところ

独居老人ということで

入院させてもらうことができました。

続いて、

2週間ほどショートステイで施設を利用。

そのまま家に戻らず

終の棲家となる有料老人ホームへ。

 

家に戻ると老人ホームへの移動が

困難になるから、直接移動。

 

本当だったら

家に戻してあげて

自分が納得する形で移動を決心し

持ち物も自分自身で選ぶ

そんな風にさせてあげたい気持ちは

親戚・ご兄妹にもあったものの

 

ケアマネさんの勧めもあり

シュートステイから

直接移動ということになりました。

 

確かにね、S枝さんを

家に戻してしまったら

大腿骨骨折して

動けなくなるまで

移動は不可能だったかも。

 

いつ老人ホームへの入居を

勧めていたら、

本人の自覚がある状態で

移動できたのか?

 

正解ってあるのかなぁ・・・