老人ホームの入居を考えた時に
真っ先になるのが
”いったい、住居費や生活費などなど含めて
いくらかかるのよ~??”
って思いませんか?
チラシやネットで見ていると
入居金は0~1億円(高っ!)
月額料金7万くらいから50万円くらい(値幅ありすぎ!)
なんとなくモヤモヤ。
平均約○○万円‼などと目にするものの、
いや、具体的に何にいくら必要なのかを知りたいんだけど…
そう思った方、この先を読んでみて、
参考にしてください。
今回、費用をご紹介する施設のタイプは
サービス付き高齢者住宅(サ高住)です。
入居対象は自立から寝たきりの方でも受け入れ可能で
看取りまでできるところでした。
サ高住は学生マンションに食事が付いている感じの施設です。
8畳の部屋にミニキッチン・トイレ・バス・洗面所・洗濯機の設置場所もあります。
ネットやチラシでその施設の情報を調べるとわかる料金です。
入居金 0円
家賃 139,700円
共益費 10,000円
生活支援サービス費 35,200円
食事(1日3食×30日) 51510円 ①計236410円
光熱費・通信費などの費用も別途、掛かります。
さて、まだ費用は加算されていきます。
この施設の光熱費も別で掛かるので、
水道代 3,000円
光熱費 3,000円
通信費 2,178円
NHK費 4,340円
新聞(朝刊のみ)3,400円 ②計15,918円
検査や薬代、税金や保険料も含めて計算してしてみましょう。
介護認定2、月に2回の内科検診内服薬込みと
月に1回の歯科検診(施設契約の病院)を受けたとします。
後期高齢者であるかどうか、また地域によりますが
まとめて
医療費 1,5000円(想定)
雑費 5,000円 ③計20,000円 合計①+②+③=272,328円
このほかに後期高齢者保険料、市民税の支払い義務のある方は
これも加えてください。
時々の衣料品、間食代、本などの趣味の費用も考えておく必要がありますね。
このことから掛かる費用をすべて換算していくと
一か月約30万円という値段がはじき出されるわけなのです。
年間支払いが360万円、10年なら3600万円!!
結構な金額です。
更に加えて、すべてのタイプの老人ホームに入居するときに
忘れずに頭に入れておいてほしいことがあります。
もし、入居中にケガや病気で入院になった時も、家賃と光熱費などは
支払わねばならないということです。
家賃と入院費の二重の支払い。
かなりの出費になりますね。
介護度が上がるとその分、月額料金も上がることを忘れてはいけません。
加えてお葬式代も必要です。
今回はサ高住で老後の生活をしたら
どのくらいの費用が掛かるかをご紹介しました。
公的な老人ホームならば、
年金額や預貯金によってももっと抑えた価格で利用することができます。
何百人と待ちがある、とはいうものの
その方の条件(緊急度)によっては
早めに入居できる可能性もあります。
お金がないから老人ホームにへ入れない!!
と焦らず、
お金があってもなくても
まずは介護相談の基本
介護包括センターに相談してみましょう!