こんにちは!
オリビアです。
入院中の猫神様のエピソードを覚えているでしょうか?
脳出血後、頭痛と嘔吐で意識が朦朧としていた頃、神様に「助けてください」と命乞いして寝たら、夢の中に白猫の神様が出てきて、
「女郎坂の裏路地にいるお母さん猫に猫缶をあげて」とお告げがありました。
夫に調べてもらうと、杉並区と群馬県に「女郎坂」があって、杉並区の女郎坂に行くと残念ながら猫はいなかった。
そうこうしているうちに、私が脳梗塞になり、夫は、担当医に「一生片麻痺で車椅子、言語障害が遺る可能性があることを覚悟して下さい」と宣告された。
宣告の翌日、藁にもすがる思いで、夫が、群馬県の女郎坂に行ったら、坂の上に猫がいて、無事に猫缶をあげることができた。
その甲斐あってか、私は、後遺症もなく、退院後1ヶ月で、復職できています。
昨日は、その御礼参りで群馬県へ。
高崎に出て、高崎から上州鉄道に乗り、30分。
世界遺産の富岡製糸場を通り越し、上州一宮駅に女郎坂があります。
片道2時間半!
こんなところまで、夢のお告げを信じて来てくれたなんて。
夫と闘病の日々を思い出しながら、向かいました。
地元を彷彿とさせる田舎の無人駅。
空を見上げると、昇り竜のような雲。
女郎坂を登ると、一之宮貫前神社があります。
一之宮貫前神社といえば、有名なのが「下り参道」。
一般的な神社では本殿へ向けて「上る」形式のものが多いのですが、本殿の方が低い位置にあり、参拝時は参道を下っていくことになります。
参道を降りていると「ニャー」と猫の声!
「猫神、現る?!」と、あたりを探したけど、猫ちゃんはおらず。
入院中、目に見えないエネルギーや存在を感じる不思議体験がたくさんありました。
その時、感じたのは、「私は、護られている」という安心感。
闘病生活は、ひとりでの闘いじゃなかった。
不思議と安堵の中で過ごした時間でした。
高崎名物のスパゲッティを食べて、峠の釜飯を買って帰ってきました。