私欲のためにどこまでする? ザ・サーペント | ウマウマカレンダー3

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70年代風の美男美女のジャケットに惹かれて再生したとたん

「実話に基づく」って出たきた

あぁ、これは単なる娯楽としては観られないなぁと、思いながらの長時間鑑賞

1週間ぐらいかかったけど

舞台はタイから始まる

当時のタイのイメージ。。。治安も衛生も悪いイメージ

若いころに梁石日の「闇の子供たち」って小説を読んで本当にあんな国なのか?って思ってたけど

(ちがうちがう)

当時から世界中から観光客が集まるリゾート地だったのですね

その地に訪れる異国人たちを手にかけ、金品を奪い、なりすまし、世界各国へ飛び、また金品目当てに若者を手にかける

実在した連続殺人鬼シャルル・ソブラジ

離れたくても離れられないほど愛してしまった恋人マリー

このふたりの歪んだ愛情もテーマですが

それを追う外交官とその妻、知らずのうちに犯罪に巻き込まれていた友人

忖度された警察官、他色々な人間関係が絡まって、毎回目が離せないテーマが繰り広げられます

おもしろい!と、思う前に「実話なんだよね・・・」と、興奮を抑えながら観る自分も居ます

ここでは書ききれないほどのネタが満載ですが

最後の最後に、この事件に関わった人たちの現在の姿が実際の写真となって出てきました

一生懸命解決に向けて諦めなかった人たちです

こうやって、写真などが出てくるって事は、このドラマを作るに当たっても協力的だったんだろうなぁ

それだけ、再現されているってことだよね

 

自分の私欲を満たすために そこまでするんだ

 

このドラマを観終わったあとに、日本でも私欲を満たすために家族に手をかけた人が捕まった

 

断捨離とか、できるだけ物を減らそうと言っている人が多い中で

欲・欲・欲  それで満たされるんだろうか?