早いものでもう11月も半ばになった。
パリの街中はすでにクリスマスのイルミネ-ションの準備を開始している。お店にも徐々にクリスマスを感じさせる品が並び始めている。
日本ではほとんどないと思うが、フランスでは一般家庭でも本物のモミの木などを購入し、家の中でクリスマス・ツリ-を楽しむことが多い。街中のお花屋さんやス―パ-などでも簡単に購入できるし、香りも良いということで大人気である。私の旦那も子供のころからクリスマス・ツリ-は本物だったので、毎年12月に買ってきて飾りつけをすることが習慣だった。
そう、3年前までは。。。
3年前に何が起こったかというと(大したことではないのだが)、あれだけ本物にこだわっていた旦那が、やっとフェイクのクリスマス・ツリ-を購入することに首を縦に振ったのだ。
実は、本物の木のツリ-。猫のいる家庭ではたまに悲劇が起きると思うのだが、我が家も例にもれず、今年14歳になる姫が大変興味を持つ。そう、ぶら下がっている飾りを攻撃してみたり、突然草食動物になったりするのだ。
で、吐く。
掃除をする私にしてみたら、
①毎日のように床に落ちた木の葉を掃除し、
②さらには具合が悪くなった姫のおそその後始末もする。
③しかも、毎年クリスマスは義両親宅に泊りがけで行くので、クリスマス当日はツリ-を楽しめないうえに、
④帰宅後、枯れて大量に落ちた葉っぱを再び掃除。
⑤クリスマス終了後には、重い木を処分しなくてはいけない。
⑥処分するには市が期間限定で設置している回収所に持って行くので、枯れかけた重い木を車に乗せる。
⑥処分後、残るのは一面に葉っぱで汚れた車の掃除。
以上を列挙すると、なぜ毎年喜んで購入するのかよくわからなくなってきたので、かなり前からフェイクのプラスティックの木を購入しようと、私は旦那に働きかけていた。
しかし、旦那にとってはプラスティックのモミの木はモミの木ではない。
が、最近のフェイク・ツリ-は非常によくできている。近寄らないと本物と見分けがつかないほど。ということで、あんなにうるさかった旦那も、実は近寄って初めて偽物とわかったぐらいだったので、「それならば。。。」と、首を縦に振ったのだ。
喜んだのは息子だ。
通常、本物のクリスマス・ツリ-用の木は、12月に入らないと販売が開始されない。ところが、我が家では地下の倉庫室に一年中しまってあるわけで、その気になれば8月にだって出すことはできる。
ということで、11月に入ってハローウィンの飾り付けがクリスマスの飾り付けに代わる頃、息子はツリーを出したがった。
って、まだ、2ヶ月近く先の話でっせ。。。
朝から晩までアパート内に響き渡る息子の歌声。当然、クリスマスソング。。。かなりシツコイ。
と言うわけで、仕方なく、きれいに飾られたクリスマス・ツリ-が我が家のリビングを占拠し始めた。
そして、さすがに猫はすぐにフェイクと見抜いたので、プラスティックを食べるような暴挙には出ず、今のところお利口さんにツリーと同居してくれている。
あぁ、また一年過ぎちゃう。年々、時間がマッハで過ぎていくな〜。