悪こそこの世の常
善人なんて連中は悪党から見れば
たんなる「食い物」
当然取り込まれるそれは避けられない
水が低きに流れるがごとし必然だ
結局誰も悪党を倒せない
少なくとも
それと相対する善なんてしろものが
悪を倒したりなんかしない
『銀と金』より
幼い頃に大好きだったあのヒーローたちは常に“正義の味方”で、非道な“悪”を倒し続けていた。
しかし、“正義は勝つ”なんていう言葉が単なる理想であり、現実には通用しないことを知っている。
善良な心を持っているのに理不尽な苦しみに喘いでいる人もいれば、そんな善良な人たちを騙すことで金を得る悪党もいる。
そんな悪を倒せるのはそれ以上の悪しかないのかもしれない。
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