凡そ一年前の3月、4月と一人でお花見に行ってきた。

 

 

 

2月 横浜市内 梅園

 

 

 

 

 

 

 

横浜市内小川に整備された遊歩道と花畑にソメイヨシノ

 

「遊ぶこと」は日常生活にとって大変必要な時間だと今では強く感じる。

 

 

「金銭的/経済的余裕がない」との理由で様々な外出機会を抑制している方々は思いの外多い。

外出をすればどうしても想定外の出費を要することが発生しがちだ。

幾つか例示すれば、外出に伴う交通費、飲料の購入、帰宅が遅くなり外食、市販総菜品の購入等が主なところかと思うが、人生意識して外出を抑制させると「人間力が低下する」のは間違いないと感じている。

「人間力」とは精神的充足や感動、感激が齎す多幸感、見知らむ方々とのVerbal Communication abilityや物事に取り組む「やる気」が相当するだろう。

 

何かしらの作業を行う「やる気」は待っていても「やる気」が生じることはない。

何かしら行動を起こすことで「やる気」が起き、継続して実行することでその「やる気」が次第に大きくなっていく。

 

そこで本日は『お花見散策』と題し、一見不必要/不毛な時間と認識されやすい「遊ぶ時間」について考察を試みてみようと思う。

 

 

初めての「花見宴会」は野村證券投資信託委託株式会社へ入社後すぐ【4月2日】出向した野村證券株式会社 五反田支店だ。

新入職員の最初の仕事、花見の場所取りで昼食後の午後1時過ぎ営業店を出発、午後6時過ぎの花見開始までの間寒い中延々と「只管待つ」ことだった。

翌日、37℃を超える発熱で隣ビルに入居のクリニックを受診、風邪という診断で帰宅を命ぜられたのがつい数年前のような感覚。

それ以降、花見の席で飲食をするようなことは一切せず、観花だけ楽しむようになった。

 

飲食を伴う観花はまだ4月では早すぎる【夜間は寒いだけ】し、飲食がメインなのか観花がメインなのか、私には「どちらも中途半端」としか思えない。

 

その後、ソロモン投信へ入社した折に花見のお誘いを受けたが、「買い出しがあるので」とご辞退申し上げたのが最後であったと記憶している。

 

 

で、「遊ぶこと」の大切さについてだが、野村投信就職後の被雇用者時代は週末も含め、「遊びに行くこと」ができていなかった。

「遊びに行く」≠Pleasure Facilitiesへ行くとかDay TripWindow Shoppingを楽しむなどを意味するのではなく、MuseumConcertへ脚を運び教養を高めるのと同時に「気分転換を図る」ことが大切な行為だと思う。

 

「遊ぶ」といわれるとお金のかかる「遊びごと」をイメージする方が多いかと思うが、大学生時代の毎週末外洋帆走競走艇乗船操縦は往復交通費とPlayに必要なGearを揃えるための資金しか必要なかった。

艇上の食事、アルコール、乗船操縦後帰宅前の食事代金等は社会人クルーやオーナーに面倒を見ていただいたこともあり、雑用要員としての扱いでも何ら不平を覚えることもなく存分に「遊ばせてもらった」と思う。

 

一昨年12月の受傷に伴うベーカー嚢腫発症もあり、2023年は通年を通して「遊びに行く機会」がほぼ全くないと言っていい状態が続いたため「抑鬱状態」に近い「気分障害」と言われてもおかしくない状態であったと思う。

5月中には現居宅を退去することが決まり、本年のFOODEX 2024への参加も見合わせてここ2年近くで完全回復に近づいていた体調に戻すべく必要最小限の行動に徹していたのだが、今年も“横浜市内 小川に整備された遊歩道と花畑にソメイヨシノ”の観花だけには行こうと思っている。

3月最終週末には東京都北区所在飛鳥山公園へお手伝いに行く予定もあるので、運が良ければ飛鳥山公園でも観花を楽しむことができるかもしれない。

 

 

過日『読者諸兄姉なら幾らにする (2023年5月7日ポスト分)』記事内で触れたお気に入りのMuseumの一つ、National Museum of Nature and Science Main Hall 地球館地下3階常設展日本の科学者」コーナーへ脚を運ぶのも「気分転換」と「諦めず、継続して行うことで成せることがある」ということを再認識するための動機付けとしても働いている。

 

  

  

  

  

  

 

年7月に撮影 ノーベル賞受賞者全員ではない

 

「遊ぶこと」即ち、発想を転換させる大切な時間を費やすことだと思う。

纏まらない、煮詰まらない、他視点からの考察ができなくなった時、脳内思考をリセットするために「遊びに行く」ことを身体が要求しているのだと思う。

 

4月中旬になったら藤沢~江の島~鎌倉~大船散策へ出かけよう、(よもぎ)の草餅と小鯵の押寿司を買って帰ることも忘れずに。

そうそう佐助稲荷も寄っていこう。

総歩行距離20km休憩時間を含めて時間歩く。

国道134号線の大渋滞をしり目に、おにぎりかサンドイッチを頬張りながらハートランド・ビールで流し込む江の島若しくは稲村ケ崎でのランチを楽しみ、佐助稲荷神社から大船駅までの約6kmを歩けばあとは帰途に付くだけ。

行きも帰りも福祉乗車証がものをいう、交通費一切不要の遊びだ。

 

(よもぎ)の草餅と小鯵の押寿司の代金、支払不要の交通費で賄える

 何方か、お花見デートにご同伴いただけませんか?