「私も、おがきはらさんの顔が
みられてすごく嬉しいです。」
連休明けも休校が続くことが
決まった、息子の学校に
課題のドリルをもらいに行ったとき、
会えた先生たちと交わした言葉。
顔なじみの先生たちに会えて、
ホッとする。マスクで隠れていても、
お互い笑顔なのがわかる。
任期が終わってちょうど1年になるが、
息子の通う小学校で3年間も
PTAの活動をしていた。
うち2年間は、本部役員の代表。
子どものひとりにつき1回の
委員を引き受ければいいから、
1年生のときに終わらせて、
そのあとは仕事をしていきたいと
思っていたのに(我が家はひとりっ子)
次の年には本部役員に推薦され、
代表に選ばれていた。
引き受けるからには、子どものために
なって、保護者の負担にならないために
なにができるか?を考えながら動いた。
なるだけ多くの人に意見を聴き、
負担に思っていることは他の方法に
変えられないか?
その活動をなくしてもいいので
はないか・・・
ひとつ、活動内容を変えようとしても、
内容によっては、理事会で承認されない
と変更できない。
議題ついて---
役員内での考えをまとめる。
校長、教頭先生に許可をとる。
理事会で話す前に、過去の役員の方にも
連絡。
理事会の会議を仕切り、
説明、説得、苦情の窓口
もすべて私の役目。
なるだけ、他の人にも助けを求める
ようにしたが、
頼ろうとするときに限って、本人やご家族の急病などで、頼めなくなり、
結局私が徹夜寸前で作業することも・・・
SNSで、
「PTAのせいで仕事に支障がでる。」
などの書き込みを読み、実際にもそういう
声を聴く。
働いている人に負担をかけないために・・
頑張っても1円たりとももらえない。
「PTAのせいで
働きに行けない!
私の気持ちもわかって!!」
という言葉を、何度も、何度も飲みこんだ。
「運動会」の時には、水疱瘡で欠席になった
息子を家に残して働いた

わが子の踊る「ソーラン節」を心待ちにしていたのに・・・
わが子はいない「ソーラン節」。
観ながら、涙をこらえるのに必死だった・・・。
「運動会」の後は、
過労で声がでなくなって、
1週間寝込んだ

そんなこともあった。
悪く言われることがあっても、
応援してくれる人もたくさんいた。
先生たちも忙しいなか、相談に行くと
快く対応してくれた。
学校でたびたび見かけるものだから、
私のことを先生だと
思っていた子どもがいたらしい。
息子にとって、安心できる場所であって
ほしいと思う「学校」が
いつの間にか、私にとっても安心できる場所になっていた。
ついつい、PTAやボランティア活動を
引き受けでも、心の余裕を保てたのは、
マインドブロックバスターになって、
「自分自身の心のブロック」を
解除しつづけていたから。
「心の余裕」が
なくなってしまっていたら、
会いにきてね。画面越しだけど❤