コロナウイルスでロックダウンになってから、
イタリアでは手作りブームが起きています。
外出禁止で時間があるから、
時間のかかる料理にチャレンジ、
というイタリア人が増えているんです。
時間がかかると言っても、
イタリア家庭料理は基本的に簡単なので、
誰でも気軽に試せます。
おすすめは、やっぱりピザ。
発酵するのを待っている時間がかかるだけで、
本場のレシピでも作り方はいたって簡単。
それなのに、市販のものより、
ずっと美味しくできるんです。
しかも、消化もよくて意外とヘルシー!
手巻き寿司の要領で、好きな具をのせて
子供たちと一緒にぜひ楽しんでください。
【材料】4~6人分
強力粉 500g
ドライイースト 7g
塩 7g
オリーブオイル 大さじ2~3杯
ぬるま湯 350cc
【作り方】
1.大きなボウルに強力粉を入れ、
真ん中に穴を作り、中にイーストを入れる。
2.ボウルのふちにも、小さな穴をあけ、
塩を入れる。
3.イーストに、ぬるま湯を少しづつ入れて、
周りの粉と混ぜていく。
4.塩にも、ぬるま湯を入れて混ぜていく。
5.ある程度混ざったら、オリーブオイルも加え、
作業台にあける。
6.約10分くらいこねて、表面が滑らかになったら、
ボウルに戻し、表面にオリーブオイルをまぶして、
上にナイフで十字をいれる。
7.ふたをして、2~3時間、
2倍の大きさになるまで置いておく。
ピザ生地が発酵して2倍に膨らんで、
入れておいた切込みが見えなくなったら、OK
ボウルから生地を作業台において、
4~6等分にする。
それぞれを丸めて、あと30分くらいおいておく。
ピザ生地を伸ばすのに、実はめん棒はいりません。
よくテレビで見るピザ職人のように、
クルクル空中で飛ばせないけれど、
しっかり発酵させたピザは柔らかくて
少しづつ、とんとんとんと、
指で押していくと伸びるんです。
(この薄さだとローマ風)
ローマ風のクリスピーなピザが良ければ、
2~3ミリくらいに薄くなるまでのばせばいいし、
ナポリ風の柔らかいピザが良ければ、
少し厚めでも大丈夫。
きちんと伸ばしたら、
表面にオリーブオイルと塩をかけて、
トマトや野菜、ハム、チーズ、
なんでものせて、焼くだけです。
このトマトソースも、ピザにもよく合います。
トマトの缶詰で作る世界で一番簡単なトマトソース!パスタに最適
230度のオーブンで15分から20分焼いてください。
美味しく作るポイントは、
きちんと発酵させること。
時間をかけて発酵させたピザ生地は、
消化もいいし、風味もよくなります。
時間をかけるといっても、待ってるだけ。
ぜひ、ちゃんと発酵させてください。
しかも、今回新たな発見が!
手作りブームで、ドライイーストが
手に入りにくいので、
使う量を減らしてみたのですが、
ちゃんと膨らむんです。
もともと、私に教えてくれた叔母さんが、
イーストの量を半分にしたほうがいい、
とアドバイス。
ただでさえ、半分だったのに、
さらに半分。
イーストの袋に書いてある分量の
1/4になっちゃいました!
すごい節約、というかケチ。
でも、こんなちょっとのイーストでも、
ちゃんと発酵できるんです!
しかも、イースト独特の匂いがしなくて、
小麦粉とオリーブオイルの風味です!
消化もよくて、胃にもたれない!
私が作る時は、小麦粉1キロ使います。
おかげで腕がどんどん太くなる!
少し余れば、冷凍庫で保存します。
必要な時、フライパンであたためて
美味しいおやつに!
便利ですよ。
本当におすすめの手作りピザ。
なのに、あまり上手にレシピが書けなくて、
少し難しそうに思えたらごめんなさい。
ポイントは、
食べる時間の3~4時間前に
こね始めること!
これだけです。
パンと違って、勝手に膨らむので、
心配せずにやってみてください。
よろしければ、こちらに執筆したものも参考に!
【ピザ生地の簡単レシピ】休日にイタリア風ピザを子どもと作ろう!
または、
ラ・カーザ・デル・ヴェント社のホームぺージ
美味しいイタリアンピザを作るために欠かせないエキストラヴァージンオリーブオイル
文章よりも、実際に見てもらったほうが
わかりやすいので、
近いうちに、動画か、
オンライン講座をしてみたいと思います。
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