ここ数年で電子書籍ストアが急激に増え、2012年10月のKindleストアオープンでついに出揃った感がありますが、こうストアが増えてしまうといざ電子書籍をはじめてみよう!と思ってもどこで買ったらいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

取り扱い書籍数や品揃え、価格、対応デバイス、サイトの使いやすさ、などなど比較する項目や基準は人それぞれかと思いますが、概ねどれも標準以上のおすすめ電子書籍ストアを紹介したいと思います。

個人的に特に重視するポイントは「それなりに信頼の置ける」「種類の豊富な」「使い勝手のいい」「割引サービスが多い」電子書籍ストアです。色々な分類方法もありますがここでは買いたい本の種類や買い方の傾向別にあげてみたいと思います。

※この記事は最新情報をもとに常にアップデートするよう心がけています。

私は初めて電子書籍を読んだときは自宅のパソコン(Windows)を使ったのですが、今はタブレットやスマホなどでやってみようという方も多いと思いますので、対応デバイスは記しておきます。(注意:そのストアで扱っているすべての書籍が対応デバイスすべてで読めるとは限らないのであらかじめ読みたい書籍が所有のデバイスによく対応しているかどうか数冊確認すると良いでしょう)

最後に、実存するすべての電子書籍ストアを使ってみたわけではないのでここにあげるオススメ以外にもいいところはあると思います。ご了承下さい。

■■■ それではここからおすすめ電子書店です。■■■

【漫画を中心に買いたい場合】
電子書籍利用者が一番よく読むジャンルが漫画だそうです。画面で読むものとして相性がいいようです。

おすすめNo.1は、eBookJapan  (イーブック・ジャパン)!


はな。おすすめポイント
漫画の品揃えが飛びぬけて豊富。青少年向け、少女コミック、新旧何でもござれ。とにかく漫画を買いたいならまずここをチェックするべし。
一冊からでもポイントがつき全巻まとめ買いするとさらに率がお得(通年)。巻数が多いものは10巻ごとに区切ったまとめ買いオプションなどもある。1ポイント1円相当1年有効(有効期限が他店に比べ長いのが良い)。長期休暇や年始年末などに大幅な割引やポイント還元キャンペーンが多く大人買いするのもここがオススメ。
トランクルーム(無制限・無料)があってそこへ買った本を預けられる。書籍をダウンロードしながら読み始められたり、ブラウザでも読めるようになっている。巻数の多いマンガは自動でまとめて保管してくれるなど、書庫・閲覧アプリの使い勝手はトップクラスだと個人的には思っている。

対応端末:PC(Win、Mac)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)


電子貸本Renta! 

はな。おすすめポイント 
レンタルという他ではないサービス形態。1チケット100円のチケット制で48時間レンタルが1チケットから。だいたいどの作品にも ある「無制限レンタル」オプションは文字通り時間制限なくいつでも好きなときに読める状態になること、つまり実質、購入と同じ。その場合の価格は他の販売 サイトとほぼ同じ。
48時間から無期限へのグレードアップができるようになっている書籍が多いので購入の失敗が防げる。(レンタル期間内に差額分を支払う必要あり)
ウェブ上で(ブラウザで)読むこともできるし、自分の端末にダウンロードして読むこともできる。アダルト系も充実しているけれど、決して怪しいサイトではない。
電子書店パピレス と姉妹サイトで同じIDで使え、ポイントの振り替えが相互に可能。パピレスは活字の書籍中心に扱っているので、普段は漫画中心だけれどたまに活字も読みたいという人は合わせて使うといいかも。

対応端末:PC(Win、Mac)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)、パピレスのみ作品によってはソニーリーダーで読めるものもある。


他、Kindle、BookLive!、honto、楽天Kobo、Yahoo!ブックストアなども漫画を多数扱っていますが、他の分類で紹介します。


【小説等を買いたい場合】(活字中心の読書の場合)
しっかり活字を読みたい人にはオプションとして、目に優しいペーパーインク使用の電子書籍リーダーでも読めるサイトをご紹介しましょう。

Kindleストア

はな。おすすめポイント
言わずと知れたAmazonの電子書籍ストア。知名度から安心感絶大、品揃えも豊富。すでにAmazonアカウントを持っていればすぐにでも利用可。
専用リーダーのKindle Paperwhiteを使って読むことができる。
Amazon独自の値付けがされている書籍は他店より低価格。洋書の扱いがあり、充実している(洋書の扱いは他に楽天Kobo以外ほとんどない)。

対応端末:Kindle端末、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)、PC


Reader Store

はな。おすすめポイント
Sonyの運営する電子書籍ストア。専用端末のSony Readerは、国内の電子ペーパー機では最も軽量で使い勝手の評判もよい。紀伊國屋BookWebでもReaderで読める作品を扱っている。
書籍の品揃えがいい。ユーザー間のコミュニケーション機能がサイトについている。ポイントプレゼントなどのサービスが充実している。

対応端末:Reader端末、PlayStationVita、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)、PC


BookLive

はな。おすすめポイント
凸版印刷グループの電子書籍専門ストアで、hontoや紀伊国屋と並んで大手です。品揃えが満遍なく豊富で対応デバイスが当初から幅広いのが特徴。東芝の電子書籍リーダーLideoを使って読むことができる。

対応端末:Lideo、PC(Win、Mac)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)


楽天Kobo

はな。おすすめポイント
楽天Koboは、楽天ブックス内に電子書籍セクション(正式名称:楽天Kobo電子書籍ストアpowered by 楽天ブックス)が新設され、Kindleのように同じストア内で紙と電子書籍両方を扱うようになりました。専用電子ペーパー端末Koboを使って読むことができます。楽天ポイントが付きます。

対応端末:Kobo端末、PC(Win、Mac)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)


あえて紹介!【BLを買いたい場合】
スミマセン!個人的に注目しているジャンルなので書かせてください。苦手な方は次にお進みください・・・。

 eBookJapan  
 電子貸本Renta! 

はな。おすすめポイント 
BLが小説、漫画とも充実していると思われるツートップ・サイト。特にRenta!は読者のレビューが充実していて参考になる。またどこよりも早く新刊が出ることが多い。
買った本をすっきり整理しやすくストアのサーバーに預けられて安心なのはeBookJapan。昔読んだ少女マンガとか巻数が多くじっくり読みたいコミックなどもこちらで買うとお得かつ便利。
hontoも実はBLには力を入れていますが、アンドロイドやiPhoneでしか読めないものがかなりありPCユーザーはがっかりすることも。逆に言えばアンドロイド端末を持っているという人にはおすすめ。


【紙の本と比較して買いたい場合】

普段は紙の本もよく買うという方は紙と電子両方扱っているストアがおすすめ。


紀伊國屋書店BookWeb

はな。おすすめポイント
言わずと知れた大手書店で品揃えが豊富。ソニーリーダーで読める作品も扱っている。

対応端末:PC(Win、Mac)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)、ソニーリーダー


書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】

はな。おすすめポイント
2012年に書籍通販大手のbk1と統合され、紙の本と電子書籍両方を扱うハイブリッド書店としてリニューアル・オープン。作品数も多く、ポイント還元サービスが充実している。

対応端末:PC(Winのみ)、スマホ(iPhone、アンドロイド)、タブレット(iPad、アンドロイド)

他、上述のKindle、楽天Koboも紙の本と同じサイトで販売しています。


その他に気になるストアとしましては・・・

Yahoo!ブックストア 
Yahooヘビーユーザーなら使ってみてもいいかも。コミックが充実しています。プレミアム会員ならさらにお得みたい。



以上、主要な電子書籍ストアを挙げてみましたが、思ったより多くなってしまい余計迷ってしまうでしょうか・・・(・・;)スミマセン。 でも、いくつかの中から比較して選びたいという方の参考になれば幸いです!この記事はこれからも随時更新し最新情報を載せるよう心がけていきます。

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