強剪定した<オリーブ・ルッカ>はずっと調子が上がらずでした
ルッカほどの萌芽力があればものすごい勢いで芽吹きあっという間に茂るはずなのに、主幹はちょろちょろで、茂るのは根元付近ばかり
ちがうんだよ、ここじゃないんだよ
上から出てくれないとカッコ悪いでしょ~。
あれ、葉がしおれてきてる・・・!!
違和感に気づきました。
あ、下の方の葉に木くずが乗っている
木くずはどこから出ているのか、ここです。
わかりますか?中央あたり2つ小さな穴。
ここにも。
本当に小さな小さな異変。
普段から気にして見ていなかったら気が付かないくらいの異変です。
幹を突き破って新芽が出る!とかならいいんですが、幹の内部を食害する害虫がいたとしたらこれをほおっておくと、あっという間にアナーキーマンションです。
犯人はオリーブアナアキゾウムシ。の幼虫。
もしくは、成虫が穴を掘って幼虫を産み付けた跡。
まだ早期発見の部類には入ると思うので、根元の枝は全部カットして、薬剤散布することにしました。
穴も、おがくずも広範囲です。
成虫を見ていないのに、異変は静かに静かにやってきますね
幹の内部が食害されて、水養分を吸い上げる管が壊されてしまえば、オリーブの新芽はそりゃあ萎れてしまって、新たな芽も出なくなります。
夕方、スミチオンを散布しました。
オリーブのオリーブアナアキゾウムシ対策の登録薬剤、スミチオン50倍希釈を4・6・8月に散布します。
薬
効は2か月です。
しみこめ、しみこめ。
これで復活を願います。
他のオリーブにも一斉散布。
痕跡を見つけたからには、ほかのオリーブも油断できません。
樹が大きくなってきて、ごつごつの樹皮になると隠れる場所も増えて見つけにくくなります。
根っこが鉢植えオリーブの幹よりも太いです(笑)
鉢植えオリーブは水やりをしてから・・・
幹に薬剤散布して回りました。
暑いとお庭に出られる時間は限られて、害虫の発見が遅れがち。
少し涼しい時間帯に根元のチェック。ちょっと目を向けるだけで全然違うと思います。
早く気持ちいい秋になってほしいなぁ
Youtube 月・水・金 配信中~
たくさんのフォローありがとう