ちょっと前の話になりますが、またヤツと出会いました。
ご近所でも気づいたらアナーキーマンションになってた!!なんて報告ももらっていたのでそろそろだなとは思っていたんですが
どうやら私には第六感的なアンテナがあるらしく(笑)
こんな偶然ある?!という出会い方でした。
アトリエで自分用のオリーブネームタグを作ろうと籠っていた時です。
壁にかけてあるほうきを取ろうとして、隣にかけてあったスコップが下に落ちてしまったんです。
それを取ろうと、東側の花壇に入っていって・・・
<2>ルッカ
ん?なんか傷あるかも?
誰かかじった?
と根元に目を向けると・・・
いたよ!牛柄のあいつ!!
オリーブアナアキゾウムシ
植えた覚えのないリュウノヒゲがなぜか蔓延ってしまって、オリーブの根元に迫ってきています。
こんなところは格好の隠れ家であり、産卵場所。
幸いパトロールしても1匹だけでした。
これはメスかな?オスかな?
根元にいたということは産卵の可能性大。
ほおってはおけません。
リュウノヒゲは全部抜かないと
しかしなんで生えているのから
(たぶん昔なんかの寄せ植えの残骸をポイしたパターン)
オリーブアナアキゾウムシ対策は4月・6月・8月の年に3回。
スミチオン乳剤50倍希釈を散布します。
キャップ1杯が7mmなので、50倍にするには1000リットルの水に3杯弱(20ml)です。
スミチオンには忌避効果はありません。
これを撒いたからといって、害虫が寄ってこないとか、ゾウムシが散乱するのを諦めるとかではないのが注意点。
散乱されたとしてもスミチオンが浸み込んだ部分を食べて死ぬという戦法。
だからちょっとだけ吹きかけるくらいじゃダメなんです。
幹の地面から1mくらいからぐるっと回しかけるくらい。
畑じゃなくて、ガーデニングの中に<オリーブ>があると、いつのまにかこんな風に根元がグリーンで覆われたりするので、アナーキーの食害になかなか気づきにくいデメリットがあります。
常にパトロールが出来ない場合はどうしても予防散布が大切になってきます。
この<5>フラントイオは何度もアナーキーに入られているけれど、その都度ちゃんと対処しているので大丈夫です。
1匹2匹いたくらいならオリーブは死なないんです。
ほったらかしたら死ぬ。
私の実家の話。かなりの猛威です。
オリーブアナアキゾウムシの寿命は3~4年。
成虫で越冬します。
生涯の産卵戸数は200とも300とも言われているので、それがネズミ算式に増えるとしたら・・・想像しただけで恐ろしいですよね
1週間に1度でもいいから、幹回り根元の点検をすると全然違うと思います
<15>レッチーノもかなりゴツゴツになってきましたね
最初のルッカのツルツル具合と比べたら別の植物ですよね
<1>ネバディロブランコは古木の雰囲気
でもこんなゴツゴツ部分には害虫が隠れられる場所がいっぱい
大切なオリーブを守るため。
オリーブを植えるおうちがたくさん増えて、オリーブが好きっていう人たちが嬉しいことに増えているけれど、残念ながら害虫のために枯死してしまっているのもよく目にしていて
農薬を使うことの賛否もよくわかっているけれど、それでも私は枯れるオリーブを減らしたい。
オリーブってほんとはすごく強い生き物なんです
だからアナーキーなんかに負けて欲しくない。
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