大学 という
新しい世界に入った Sou
「 友だち できた ⁈ 」
そんな問いに
Sou は
まだ と答える
話すこと
食すること
フットサルをすること
そんなことを
共にする学生はできた
ただ
それらを共にすることと
友だち であることとは
ちがう
そういうことらしい
ムリに笑ったり
ムリに話したり
ムリにいろんなことをあわせたり
群れる よりは
ひとりがいい と
笑ってしまう
まさに
姉の Suu とおなじ
初対面の人見知り
作り笑いの愛想はなくて
お世辞は言えず
近寄りがたいオーラをまとう
けれど
そのうち
友だちのなかにいて
頼りにされる存在となるのだ
彼らのよさは
きっと
じわじわと染みてくる
まるで
やわらかな
ボディブローのように