ショックだった
まだまだ
知らないことが
たくさん ある
あるニュース番組
元従軍看護婦の方々のお話
もう
忘れ去りたいだろう
痛ましい記憶
怪我や病に倒れた兵士たち
撤収のとき
足手まといになる彼らは
青酸カリ入りの
ミルクを飲まされ
青酸カリの
注射をうたれ
傷ついた兵士を
助けるために
現地に赴いたはずの少女たちは
もがき苦しむ彼らのそばで
立ち尽くすか
命ぜられるままに
その身体を
押さえつけるしかなかった
大の男たちでさえ
最期のときには
「 お母さん、苦しいよ 」
「 助けて、お母さん 」
そう
母を想ったのだ
数えきれぬほどの
母たちの涙が流されぬよう
世界のどこにも
戦争は
要らない