泣いていた
… たぶん
みんなから
離れたところで
タオルにうずめた顔を
いつまでも
あげずにいたSou
インターハイ
はじめてのスタメン
右サイドバックは
3回戦で終わる
ゴールを
守りきれなかった自分が
よほど
悔しかったのか …
そんなSouの前に
声をかけるでもなく
肩をたたくでもなく
そっと
座ってくれたチームメイト
高校まで
接点はなく
特別に
仲良しでもなく
ベンチにも
入っていない
彼は
選ばれた中学生だった
とてもつらい思いを経て
結局
サッカーから離れずに
ここに居る
人の心のいたみがわかる
やさしい仲間に
心のなかで
Souを託し
グランドを後にした
帰ってきたSouの顔は
日焼けして
そして
スッキリしていた
おかげさま
(⌒‐⌒)
