朝はちょっと肌寒いほどでしたが、爽やかな五月晴れの清々しいお天気に恵まれた金沢。

今日こそ、毎年恒例のバラ公園に行こうと思っていたら、旦那さんが。

「新聞に出てたよ。バラが満開だって!いつも行くバラ公園」

あらぁ~

新聞を見た人が押し寄せるかも〜!?


とは言っても、大都会のバラ園ではないので(笑)

公園の隣にできた広い駐車場もあるし、バラを愛でる人たちで賑わって、とても良い雰囲気。

「良い香り〜!」

「ここで写真撮ろう〜」

「こんなに種類があるのね~」

「まさに満開!今が最高に見頃ね~」

なんて声が聞こえてくる。


青空と新緑、爽やかな風、色とりどりの満開のバラ。

そして、みんなの笑顔、笑顔。

最高です!


今年も見に来れて良かった。

昨年は、ちょうど娘が帰省して、一緒に散策したんだけど、楽しかったなぁ。












様々な種類のバラが、見事に咲き誇っていました。
まだしばらく見頃は続くと思います。
お近くの方はぜひ、お出かけ下さい。

さて、お天気の良い5月は、公園への散策が最高に気持ち良いけど、先日のように肌寒い雨の日は、元気になる明るい小説を楽しむのが最高です!
今、最も注目されている「元気になる小説」とは。
2024年本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈さんのデビュー作です。
本屋大賞の発表を聞いた時、正直、夏川草介さんの「スピノザの診療所」を推していたのでガッカリしたolive。
「成瀬…」は、高校生の変わった女の子が主人公の青春小説らしいけど、今さら共感できそうもないな〜なんて、思ってた。

ところが、先月、大津に住む甥っ子夫婦に会ったら、「成瀬…」の作家さんは大津市に住んでいて、とにかく地元愛が素晴らしく、本屋大賞で盛り上がっているとのこと。

じゃあ読んでみるかな…
と、面白い!!
楽しい!元気になる!
なに、これ?この気持ち!
かなり変わってる女の子、あり得ない~
それが、なぜだか、とっても魅力的で、ファンになっちゃって、大津に会いに行きたくなってしまう!

本の帯に書いてあった「かつてなく最高の主人公、現る!」まさに、その通り!

成瀬の言葉は、成瀬の何倍も年を重ねたoliveのココロにも響く。
「やってみないとわからないことはあるからな。
たくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験はすべて肥やしになる。」
ほんとに、その通りだよねー成瀬。

あぁ、大津市に行きたくなってきた!
今はなき西武大津店の跡地を見て、琵琶湖を巡る船に乗って、近江牛コロッケが食べたい!
そして、成瀬の続編が読みたい!

作者の宮島未奈さんは、この小説がデビュー作だというから、スゴイ!
これからの作品も楽しみ。

さて、oliveは明日も休み。
どんな1日になりますか。
皆さまもどうか、笑顔あふれる毎日をお過ごし下さい。
ごきげんよう。