昨日と今日、なんだかとっても寒い金沢です。

今朝は10度を下回っていたので、暖房つけちゃいました。

お天気良くて晴れているのに、寒い!

最高気温、15度くらい?

でも明日は、25度くらいになりそうです!


姫路で、初孫君の初節句&初誕生をお祝いして以来。

後半のゴールデンウィークも、真面目に仕事していたolive。

大谷選手の活躍が、リアルタイムで見れないのは残念だけど、励みにしながら頑張っておりました。


旦那さんは休みだったので、oliveの仕事が終わってから、庭でバーベキューしたり。

新緑がキラキラ輝くように美しく、仕事の後のビールはのど越し爽やか、安いお肉も「宮のタレ」で、まんで(とっても)美味しくなりました!



日帰り湯にも行きましたよ~!
30年ぶり?の、松任海浜温泉です。
長男が小さい頃に何度も行った記憶があるのですが。

久しぶりの「CCZ」こと松任海浜温泉「おつかりさまです」(ネーミング最高!)。
入湯料も530円で、広い施設に大きなお風呂、露天風呂もあって、と〜っても良かったです!
キッズスペースの充実や、能登半島地震の被災者無料サービスも嬉しいですよね。



とっても気に入った露天風呂の写真を公式ホームページからお借りしました。
気持ち良かったです〜!

ゴールデンウィークの前から、時間を見つけては読んでいたのが、現役の医師作家、夏川草介さんの医療小説。
読むきっかけになったのは、鈴木保奈美さんの新番組「あの本、読んだ?」の、本屋大賞を特集した際に「オススメ」「哲学的」と聞いて気になったから。
あの番組、金沢ではリアルタイムの放送は見れないんですが、TVerで毎回楽しんでいます。

「神様のカルテ」以来の夏川草介さんの医療小説「スピノザの診療所」。
京都を舞台に、大学病院を辞めて小さな診療所で高齢者の命と向き合う医師の物語。
いつも冷静で穏やかな彼の中には、哲学者「スピノザ」の揺るぎなき信念があった…
「地位も名誉も金銭も、それが単独で人間を幸せにしてくれるわけじゃない。人間はね、1人で幸福になれる生き物ではないんだよ」
珠玉の言霊が、ココロに響く一冊。

そしてもう一冊、「臨床の砦」。
これは、つい2〜3年前の現実の医療現場!
命がけでコロナに立ち向かった小さな病院の医師たちの戦い。
先が見えず、理想と現実の間で、精神も肉体もギリギリまで追い詰められながら、それでも立ち向かっていかざるをえない、壮絶な医療現場の記録。

よくぞ、小説として、克明に残して下さった。
今やもう、すっかり過去になりつつある、あのコロナとの戦いの日々。
彼らがいてくれたからこそ、今の生活が、当たり前の幸せがあるのだと痛感する。

夏川草介さんの医療小説は、テーマは深く、どこまでも考えさせられるのに、小説は読みやすく、理解しやすく、登場人物が身近に感じられり。
ほんとに京都に行ったら診療所があって、先生が好物のまんじゅうを食べている気がする。

先日、北川悦吏子さん脚本のドラマ「生きとし生けるもの」が放送されましたが、こちらも医師と余命宣告を受けた患者が命と向き合う医療ドラマ。
妻夫木聡さんと渡辺謙さんの演技に圧倒され、深いメッセージに心打たれました。
まだTVerで見ることができるし、小説としても出版されているので、気になる方はぜひ。

こうして、なんやかんやと過ごしているうちに、明日はもう10日。
早いなぁ。
今のうちに、新緑の美しい、爽やかな季節を楽しまなくちゃ。
気温差が激しいので、皆さまどうか体調にお気をつけて。
明日も佳い日でありますように。
ごきげんよう。