遅くなりましたが、5月に読んだ本まとめ&ドラマとか | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

5月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4763
ナイス数:1005


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)感想
登場人物全員気持ち悪いと聞いたので読んで見ると、うん!!登場人物全員がどうかしてるし、先生はこの機会に通報しよう、そうしようとも思えたし、やはり一番は!読み手に与える情報が絶妙な小出し加減で、心がザワザワから、ヒリヒリ、そして!ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノからの(◎皿◎)ナンデスト!となる過程が悶絶ーーー!オチがとにかく知りたくてイッキ読みでした。
読了日:05月30日 著者:
道尾 秀介
草原のサーカス草原のサーカス感想
ただ、言われた通りにしただけなのに!ただ、認められただけだったのに!二人の姉妹の過ちを私は、声を大にして糾弾することなどできない。正しさなんてものは、ひとつじゃないとわかっていても、声の大きな方へと導かれてしまうもの。うやむやにして沈黙にしてしまう姉だったが、自分の考える正しさを向き合うラストでよかった。だが、沈黙が口を開いたときに独裁者になってしまう怖さも孕んでいる・・・ 新境地を開いた?彩瀬さん。思っていた以上に社会派な作品でフカク、フカク濃厚な読書タイムでした。
読了日:05月29日 著者:
瀬 まる
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)感想
1960年代。プラハのソビエト学校で9歳から14歳まで、東欧諸国から集まった多くの友人たちとともにロシア語と文化を学んだ米原さんが、30年ぶりに友人たちと再会するまでを描くノンフィクション作品。単なる異国での懐かしいなぁ~ほんわか思い出話ではなかった。私たちが遠くにやってしまいがちな戦争、宗教、共産主義、社会主義、民主主義、愛国心は、すぐ横にある。とくに印象に残ったのは愛国心で、勉強不足で社会的背景がよくわからないながらも、胸に迫るものがあり、読んでよかった作品でした。
読了日:05月29日 著者:
米原 万里
琥珀のまたたき (講談社文庫)琥珀のまたたき (講談社文庫)感想
末娘を亡くし常軌を逸したママによる監禁生活下で暮らす三きょうだいの話。監禁事件と聞くと、残酷で歪で怖いというイメージを抱くと思うのですが、小川洋子さんの手にかかると、残酷で歪なのに美しいのよ。心の中にぽっかり穴が空いてしまったとき、何かで埋めようとする。私の場合は、本を読んだりして埋めよとしているのかな。本書も、心の穴へと誘うけれど、寄り添ってはくれない。それでいい。左目は、外の世界を見るためではなく、琥珀の奥を見つめるためにある。(本文より)奥を見つめるということはそういうことだと思うから。
読了日:05月23日 著者:
小川 洋子
まるまるの毬まるまるの毬感想
ん?「みをつくし料理帖」 に似てるね。嫉妬からライバル店の店主が嫌がらせするとか、身分違いの恋とか、美味しそうな和菓子の数々とかーーー!ね♪出自に訳あり主人公の治兵衛。寡黙で品もあり、腕も確かで江戸言葉が似合う。これは!!イケオジですね♡私の中では、小林薫さんをイメージして読んでおりました。登場人物たちが、映像化されたらイキイキと動き回る姿が目に浮かぶ作品もありましたので、NHKさんよろしく(;^ω^)
読了日:05月22日 著者:
西條 奈加
高慢と偏見〈下〉 (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見〈下〉 (光文社古典新訳文庫)感想
200年前に書かれたとは思えない、現代の私たちも抱える、人間ってめんどくせぇなぁーーー!という感情が赤裸々に描かれていました。最悪の出会いからやがて恋に落ちる二人はもちろん、二人を取り巻く人々たちの虚栄心や偏見といった人間が陥りがちな感情に、読み手の私は一喜一憂。狭い世界観の、わちゃわちゃ騒ぎを見事に描いていていいのよ~はぁ~♡面白かった♡
読了日:05月22日 著者:
ジェイン オースティン
高慢と偏見〈上〉 (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見〈上〉 (光文社古典新訳文庫)感想
トレンディドラマのルーツはここに!?な一冊でした。感想は下巻で。
読了日:05月22日 著者:
ジェイン オースティン
月とコーヒー (文芸書)月とコーヒー (文芸書)感想
最近は、お風呂で読書に電子書籍を愛用しているのだけど、やっぱり紙の本はいい♪電子書籍では味わえない楽しさがある。本の重さや、ページをめくる音、残り数ページ名残り惜しさ、挿絵の楽しさ等々・・・単行本より小さくて、文庫本より大きい装丁がかわいい。読んでる途中は、まるで手のひら全体でコーヒーカップを包んでいるような温かい気分を味わえた。
読了日:05月16日 著者:
吉田 篤弘
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー感想
英国でアイルランド人のパートナーと息子と暮す著者。小学校時代とは違う環境の学校に母親に行かされた・・・(違った、違った(汗)選んだのに、順応性の高さと発想力、想像力の高さで、エンパシーとは何か?をちゃんと理解し態度で表す、すんごい賢くて良い子の息子くん。「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。・・・罰するのが好きなんだ」なんて、芦田愛菜ちゃん級のお言葉に、おばちゃん感動(^~^;)子育てに参加していない私でもできること。「子育ては一つの村が必要=子どもは村全体で育てるものだ」に賛同。
読了日:05月15日 著者:
ブレイディ みかこ
GOTH 僕の章 (角川文庫)GOTH 僕の章 (角川文庫)感想
面白かった!!連作短編集なので、隙間読みにちょうどよかった。グロテスクな描写も多いのだが、叙述トリックに次ぐどんでん返し!ミステリーとしても面白く、また頭に浮かぶ情景が冷たくて美しい。それはまるで・・・ナイフにうつる顔が乱反射し歪んで見え、ゾクゾクさせるような冷たさといいますかね(←よくわからん例えですが(;^ω^))僕による謎解き名探偵ぶりのグレー部分もあるが、描く世界は黒と白。雑味という色を加えない美しさに魅せられた作品でした。
読了日:05月13日 著者:
乙一
GOTH 夜の章 (角川文庫)GOTH 夜の章 (角川文庫)感想
面白かったーーー!感想は僕の章で♪
読了日:05月13日 著者
乙一
クララとお日さまクララとお日さま感想
どのAF(人工親友)よりも洞察力に長けたAI(人工知能)のクララ。人の心までも汲み取り学習しようとする。身勝手な言動をする人間たちを受け入れるクララ。ジョジーの心というたくさんの部屋を一つ一つ開けて調べてみよとする。それがジョジーを救う最善の方法なら。見せぬのなら、見えぬのなら、開くことも見ることもあきらめてしまいがちな私という人間。絶望を見たくも信じたくもないジョシーの母は、希望を代替えにしようとする。ジョジーを救うためにクララは、自分の生命の源でもあるお日さまに祈るです。愛という名を信じて。
読了日:05月08日 著者:
カズオ・イシグロ
カケラカケラ感想
初心にもどったの?湊さん。インタビュー形式の一人称語り。告白では、ワクワクしたのに・・・同じ形式のこちらは・・・正直しんどかった(;´・ω・)事件関係者による聞いて!私の話を聞いて圧のクセが強くてね(-_-;)辛抱強くカケラというピースを組み合わせにつき合い、真相にたどり着くと、想像通りのエゴからくる悲劇でした。悲劇は、まだ続くのです。夕食後のおやつはやめよと誓った健康診断前なのに、ドーナツが食べたくなったじゃないかーーい。
読了日:05月06日 著者:
湊 かなえ
群青の夜の羽毛布 (角川文庫)群青の夜の羽毛布 (角川文庫)感想
本書の初版は25年ほど前の1995年。今ほど認知されていなかったであろう、共依存とか、アダルトチルドレンとか、毒親とか、パニック障害とか、対人恐怖症とかが・・・なんとなんと!!それらがすべてが詰まった一冊でした。プロットが巧みすぎるーーー!!ミステリーでもないのに、騙された!&大どんでん返しのような驚きと、家族とはなんぞや?一人の人間と認めるとはなんぞや?心理的な描写も深くて面白かったです。でも一番は、オカン!何やってんのよーーー!!と誰かと語りたいです(;^ω^)
読了日:05月04日 著者:
山本 文緒
ほたるいしマジカルランドほたるいしマジカルランド感想
大阪の北部に位置する老舗遊園「ほたるいしマジカルランド」を舞台に、そこで働く人々物語。マジカルランドで働く人々も、仕事や私生活の悩みを抱えて暮らしている。家庭で、職場で、好きな人に、「あなたはここに必要な人間だ」と言われたい。それは私も同じ。だから本の中に入っていける。『あたりまえ』は変わるんや。変わっていく。なんとなく自然に変わっていったわけじゃなくて『あたりまえ』を変えようと行動してくれた誰かがおったはず。(本文より)などなど言葉の数々に勇気がもらえる。会社のあり方、人の在り方に、勇気がもらえる。
読了日:05月01日 著者:
寺地 はるな
読書メーター

 

富士山ダルマカメラ富士山ダルマカメラ富士山ダルマカメラ

 

6月も終わるのに、5月に読んだ本のまとめしてなかった(;'∀')

GWが長かったので、たくさん読めました。

最近は、ドラマ観てた時間に読書してることが多くなりました。

コロナ禍で、ドラマ放送が延長になり放送していなかった間に、読書をする習慣がついてしまったせいもあります。

それと・・・視聴してから感想書いていると、どうしても寝る時間が遅くなってしまうのもあります。

 

女d(‐x・≡*)ナイショダョ歳 、いろいろある。

毎日どこかが痛くなるお年頃です。

無理をしないことにしました。

 

感想は書いていませんけど、ボチボチ観てたドラマもあります。

「リコカツ」とか、自衛隊から抗議がこないのか?心配になった、人命を預かる立場である女自衛官の置き去り事件とか(;^ω^)

それでも、武骨さと愛らしさがハンパなく可愛かった瑛太に毎回、癒されていました。

 

本日、最終回を迎える「ドラゴン桜」も観てますよ。

日曜劇場枠は、半沢直樹色じゃないといけないルールでもあるのか?

みんな、叫びすぎーーー!

で、学園買収問題っている?

もしかしたら?私も僕も東大行けるんじゃねぇ?一本でいってほしかったです。

で、本日のゲストに山Pとガッキーが出演予定って本当?

サプライズ失敗じゃない?と心配になってますが、確認のために観ます。

 

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