離見の見~「俺の家の話」9話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

離見の見とは、

世阿弥の能楽論で、演者が、自分をはなれ観客の立場で自分の姿を見ること。

 

ドラマを見てる私が、自分をはなれ気になっていたのは・・・

日本アカデミー賞の速報。

最優秀主演男優賞おめでとう!つよぽん赤薔薇

 

さて、今話の最後に、世阿弥マシンを引退する寿一(長瀬智也)が、離見の見となってみたのはーーー!

 

「俺の家の話」9話感想を。

家族がバラバラになって半年。

じゅじゅ(西田敏行)が、認知症で介護施設に入っていることが雑誌に掲載されワイドショーでも放送されると、

分家のみなさんが乗り込んできて、寿一にバカ息子!と叫ぶ。

 

バカ息子と呼んでいいのは親父だけ!

本当だよね、人ん家の子なのにバカ息子&娘呼ばわりしてたことがある・・・反省だわ。

 

家に帰りたい。

最後は家族に囲まれて死にたいじゅじゅ。

 

家に帰ってきて倒れましたよ。

意識不明の重体。

 

長男なんで、葬儀の心配もはじめる寿一と、じゅじゅの心拍数を上げるために枕元で大喜利大会をはじめる家族たち。

ちょっと遊びすぎーーー!

女絡みになると心拍数が回復するじゅじゅは罪な男だよ笑い泣き

 

みんな、みんな、最後は言えなかった本音をぶつける。

さて、長男の寿一は、どんな本音を?

 

ぜあ!覆面レスラー世阿弥マシンの覆面を脱ぎ素顔をさらすも・・・

家族にはバレてましたね。

あの日、あの時、じゅじゅを励ました世阿弥マシンになって声をかける。

 

肝っ玉、しこったま、さんたまーーー!

 

家族でみんな一丸となって叫ぶと奇跡が起きた!!

じゅじゅの意識が戻りました。

 

ばかばかしさの中にも、ホロリときちゃうのよね。

泣いちゃったわ、今話も泣いちゃった。

奇跡に泣いちゃったのだけど・・・

 

えっ??奇跡は一度っきりだったというナレは・・・

まるで寿一が、じゅじゅより先に死んでしまうような・・・

それとも親の死に目に会えない意味なの?

 

意味深な離見の見の寿一の姿。

来週の最終回が待ち遠しいわ~

 

 

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