ここじゃないけど、今ここで~「監察医 朝顔」2話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

やっぱり「死」について丁寧に描いてるドラマだと思う。

 

刑事モノや法医学モノドラマの多くは謎の死を遂げた人の背景を描いたりするものだが、このドラマは「死因」について真摯に向き合う人をたちを描いているよね。

 

「監察医 朝顔」2話感想を♪

 

 

医学生アルバイトとして志田未来ちゃんがやってきた。

イマドキの女子大生で物怖じしない。

迷惑かけちゃう系の役目なのかな?

 

イマドキ娘も、まわりの影響で?役に立ってるよ(^^ゞ

 

気温33℃の屋外で凍死した身元不明の男性。

なぜに凍死?

夜になるとビル風が吹き抜ける場所で亡くなっていた。

すなわち夜になると冷え込む。

汗をかいたままで身体が冷えた末の凍死。

 

死因はわかったのだが、なぜにあの場所で亡くなっていたのか?

身元がわからなかったのだが、ひょんことからホームレスだと判明。

いつもスーツを着ていたのでホームレス仲間から課長と呼ばれていた男。

 

最後に食べたものがフグだと判明する。

最後の晩餐がなぜにフグだったのか?

 

どのフグを食べて亡くなったのか、遺体の胃に残ったフグと実際のフグを分析し調べることにした朝顔(上野樹里)たち。

ここで志田未来ちゃんが活躍ーーー!

フグを調達してきたのだ。

 

朝顔たちのフグ分析と並行して、亡くなった課長の痕跡を調べる

朝顔父刑事(時任三郎)と恋人の風間俊介刑事。

 

自分で釣ってきたフグをフグ鍋にして食べた課長。

何匹の何匹も食べた。

痺れがきても食べ続け、熱さから冷たい場所を求め彷徨い・・・

最後に辿り着いたのがビル風が吹き抜ける現場だった。

 

課長と呼ばれた男の身元がわかった。

元サラリーマンで数年前に母親が亡くなっていた。

今では誰からも弔ってもらえない無縁仏に。

 

孤独だったんだろうと想像できる課長。

だがそれ以上は課長の心の中に踏み込まない。

 

もったいない。

生きたくても生きられない人がいる。と呟く時任三郎のセリフだけで十分だ。

上野樹里と時任三郎の親子が、刑事と法医として何度も自分たちと重ねて体現してきたであろう無念さ。

その無念さを避けない道を選んだ親子。

 

朝の何気ない親子の会話。

恋人との何気ないもんじゃ焼デート。

どこにでもいる親子に恋人。

生きるとは、生きていくとはそういうことでないかと思える何気ない描写。

 

もんじゃ焼を食べながらプロポーズしちゃう風間俊介に、

ここじゃないでしょ。と上野樹里。

そうだね、ここじゃないよね。

可愛かったけど・・・ここじゃなよね。

 

が、ここじゃないが再び。

母親がいなくなった経緯をはじめて恋人に話す朝顔(上野樹里)

話を聞いて、泣きながらプロポーズする風間俊介。

 

ここじゃないけど・・・今でしょ・・・だよね。

家族に支えになりたいと思ったんだものね。

 

父に秘密だった二人の関係だが、刑事の勘といくつかの事象から、

二人がつきあっていることを当てた父なのでした。

 

父、二人の結婚に反対なんか?

父親の焼きもちなのかな~

 

 

 

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