年末に再放送されていた、
NHKドキュメンタリー「田部井淳子 人生のしまいかた」を観て、
手にとった一冊「淳子のてっぺん」
淳子のてっぺん
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テレビでは、2016年に亡くなった、
登山家・田部井淳子さん、5年間の“終活”の映像記録。
病と闘いながら山に登り、被災地・東北の子どもたちにエールを
送り続けた前向きな姿を伝えてました。
物語は、東北の子供たちの交流からはじまります。
女性だけの隊でエベレストを目指し登頂に成功した
田部井淳子さんの人生とは・・・
olive@olivedayo#淳子のてっぺん 登山家、田部井淳子さん物語。好きだから登る!だけではエベレストには登れない。好きだらやりたい!だけでは物事ができなことに通じる山にもある社会の縮図。一人ではできない、一人では生きられない。だからこその淳子てっぺん… https://t.co/csr3v4Hodh
2018年01月21日 11:34
好きが基本にあって、
だけど好きだけではできないことの方が多い。
この本で改めて感じたのでした。
ドキュメンタリーでも思ったですが、
田部井さんの旦那さまが素敵です。
旦那さまの人柄もてっぺんです。
「やってみなくちゃわからないことを、やる前から悩んでどうするの」
「無理なんてしていないさ。結婚する時ふたりで決めただろう。
世の中の夫とか妻とかいう型にはまらないでおこうって。
男も料理だって買物だって子育てだって、やろうと思えばなんでもできる。その上司は、何もできないんじゃない。
やろうとしないだけさ」
(本文より)
できないと決めつけて、
やろうとしないだけの自分に優しく問いかけてくれ、
自分はやるべきじゃない、できないし、怒られちゃうし・・・と
言い訳してる世のお父さんへのエールとも思える言葉
「なぜ生きるのかってことと同じだよって。
なぜ生きるかを知るために、人は生きる。
なぜ山に登るのかを知るために、山屋は登る」
(本文より)
人が生きるには、人が夢を叶えるには、
一人ではできないとういうことも教えてくれました。
女なんか登れるか!といわれていた時代。
チーム力、プロジェクト力、精神力、コミニュケーション力、
リーダ力、ユーモア力・・・
山にもある社会の縮図を背負って登った
女性登山家たちの勇気に胸が熱くなります。
淳子のてっぺんが何だったのかは、
読んだ人へのご褒美ですよね
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