出生前診断と銀のスプーンをくわえて産まれてくる子たち~「コウノドリ」10話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

金曜日は、お出かけしていたので録画にて視聴。

 

出生前診断し21トリソミー陽性(ダウン症)と診断された

二組の夫妻・・・産むのか?産まないのか?

それぞれの夫妻が出した答えは・・・

 

とても考えさせられるお話しでした。

 

「コウノドリ」10話感想を。

 

 

出生前診断で、先天的な染色体異常等がわかるようだ。

 

ダウン症は正式名称を「ダウン症候群」といいます。

正常の人の染色体は1番目から22番目まではペアになっていますが、ダウン症は21番目の染色体が1本多く3本あるために起こる生まれつきの疾患で、精子と卵子が作られたときの異常という意見が

濃厚であり、遺伝的なものではなく誰でもなる可能性のある症状。

 

出生前診断って高齢出産の人が対象なのかと思っていたが、

ドラマを観てそうでもないことを知り、ダウン症が遺伝ではない

ことも
はじめて知った。

 

知らないことは恐ろしい。

知らないことは差別偏見を生むからね。

 

だから、ドラマがキッカケとなり多くの人がダウン症について知り、

また出生前診断に知る機会となったのではないのだろうか。

 

一組の夫妻は、産まない選択をする。

自分たちが死んだ時、上の子を思うと産む決断ができない。

 

もう一組の夫妻は、長い間不妊治療を行っていた。

やっと宿った命。

産みたい、でも・・・怖い。

産みたい方が勝って、産む選択をする。

 

どっちも母親も、産みたいでも・・・怖い。

先がわからないから怖い。

 

どちらの気持ちもわかるのよね。

どっちが正しいとか間違っているのではないから。

 

ドラマの内容とは全然違って恋愛話の本なのだが、

選択という意味で頭に浮かんだ本。

 

「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」

 

 

好きなった男性がエイズだと知り、

悩む女性が出した決断は・・・

 

一緒に焼き鳥が食べられるって、

一緒に生きていけるくらい大切なことなのかもしれない(本文より)

 

ひとつでもダメだと受け入れられないことも多い。

だけど、ごはんがいつも美味しい相手ってそうそうない。

 

そういうことではないのかな・・・

一緒にいることが幸せだと思えた時、家族になれる。

 

どっちのお話も、そう思えた。

 

銀のスプーンをくわえて産まれてきた子は幸せになれる。

 

銀のスプーンをくわえて産まれてくる子たちに幸あれ。


 

 


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