10月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1988
ナイス数:380
かがみの孤城の感想
自分はみんなと同じなれないと悩んで人に読んでほしい一冊です。みんなと同じでない子供を理解しない先生を殴ってやりたくなりましたが、自分とこのクズ先生との違いはそんなに遠くはないかもしれぬと反省もさせられます。この世界がすべてではないとかがみの世界が教えてくれ、そしてかがみの世界がこの世界も悪くないと教えてくれています。救い救われるファンタジー物語に最後は心がほろほろしたのでした。
読了日:10月29日 著者:辻村 深月
孤狼の血の感想
ハードボイルドは苦手だけど映画化と柚月さんの作品なので読んでみました。男って熱いねぇーー!読み終えた時、ガミさんの一途さと肩で風を切りたくなる作品でした。晶子ママは真木よう子さんじゃないような気がするわ~(^^ゞ
読了日:10月22日 著者:柚月裕子
パーマネント神喜劇の感想
♪小さい頃は神さまがいて不思議な事を叶えてくれた~♪見た目は全然違うけど「魔女の宅急便」を思わせるほっこりさせる物語でした。ドジでぬけているところがある神様はキキで、そんな神様に寄り添う?ライター神様は黒猫のジジ。ほっこり&しんみりして元気がもらえる♪やさしさに包まれたならきっと目にうつる全てのことはメッセージ♪
読了日:10月15日 著者:万城目 学
クラウドガールの感想
スナチャってなんずら?多様化する情報の速さに、多様化する若者の姿に共感もついてもいけぬが、この姉妹が求める愛する人に愛されたい気持ちはわかる。例えるならこの作品を共有している読者と同じ共感を得られるとは限られないってことですね?何を選ぶのか。姉妹の病みさに早く病院にーーー!と現実を叫びつつ、途中から空想とも思える!?ミステリーの謎解きのようになってイッキ読みさせられました。
読了日:10月09日 著者:金原ひとみ
壁の男の感想
ミステリーじゃないのにミステリーのような読了感。最終章で歪に感じていた母娘の関係や夫婦関係が明らかにされ鳥肌ではなく悲しみに涙。才能があるから偉いんじゃなく、何をするかが大事だと母の言葉が呪いでもあり、彼の支えになったであろうと思われるのに大切なものを失う男。壁に絵を描き続ける男の悲しみと覚悟を最後に知り涙。
読了日:10月08日 著者:貫井 徳郎
私をくいとめての感想
三十三歳がココアの年だとすると、♪私がオバさんになっても派手な水着は無理な番茶の年ですが、孤独は怖いけど自然体でいられる自由な時間が好き、すなわち自分好きってところはわかるわ~でも、脳内妄想以上な存在Aと会話できるみつ子は、あたしより自分好きかも?と思いました(^^ゞ
読了日:10月01日 著者:綿矢りさ
読書メーター
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10月は6冊となりました。
どの作品も面白かったですよ。
その中で映画化されると知り読んだ一冊が、「孤狼の血」
柚月さんの作品にはハズレがなく好きな作家さんの一人です。
本当に美人作家さんが書いたの?と思える、
バリバリの広島弁が飛び交う極道の世界観に、
読み終えた後は、肩で風を切っていました
きっと、映画を観終わった後、
肩で風を切って出てくる人続出だと思われます。
映画公開は、2018年5月12日
心配なことがひとつあるんですけど・・・
もうすでに映画は撮り終えているんでしょうけどね・・・
ヒロイン役の真木よう子さんが、
来年公開、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を
「体調不良」を理由に降板とのニュースがーーーー!
公開前に、ちょっとケチがついた感が否めませんが、
ガミさん演じる役所広司に、
ガミさんのバディ役日岡に松阪桃季。
原作では日岡ってごっついイメージなんだけど、
松阪くんが演じるとどうなるんだろう?
そして、朝ドラ「わろてんか」で、ダメダメ男の烙印を押された?
(←あたしの中では)
刑事として、人間として正義を貫くことができるのか?に注目です。
この作品。
クラブママがすんごく重要人物となっている。
それを真木よう子が演じるのだけど、
あたしの中ではイメージと違うのよね。
脆いけど強くて賢い女性のイメージ。
凛とした華がある自分のように思え・・・
あたし的には宮沢りえでしたわ
役名も原作と変えてきているので、
きっとキャラも変えてきているのでしょうと想像。
とうことで、
映画の前に、原作を読んでみてはいかがでしょうか♪
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