ホンモノの紳士~「ど根性ガエル」3話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

カッコ悪いと思うことから逃げないと、

見た目だけじゃない真の紳士になれるんだい!!


今話は、こんな風に感じたお話でした。


そして、ゴリライモ(新井浩文)が大活躍だった今話。

中の人は、非目力なる『死んだ目』が演じられる人だと、

一般的に考えると褒められたものじゃないのだが・・・苦笑

ドラマがはじまる前に放送していた『世界一受けたい授業』を、

ちら見していたのだけど、そこで美術の授業にて、

芸術とは『差異』の面白さ?

のようなことを言っていたような・・・


差異とは、他のモノとは異なる点とある・・・

目力という愛される目に対して、

非目力という愛されない目が出来る

貴重な役者の新井浩文さん演じるゴリライモが、

ツンデレながらもひろしを愛するいい男にしか見えなかったわ。


まさしく!見た目じゃない紳士だったよーーーー!


そして、ひろし(松山ケンイチ)も、

差異を生きる貴重な?大人になれない30歳男。


他のモノと異なるから愛されないとは限らない。

みんなに愛され、育てられている!?

ひろしが今話もクズぶりで大暴れし、

最後はホロリとさせてくれた♪


「ど根性ガエル」3話感想を。



画像はおかりしました。


ダメなところばかり目立つひろしは、

ピョン吉がいないと何もできない、

役立たずの男だとまわりから

思われているのではないかと自己嫌悪から暴走し、

ピョン吉に当たり散らすダメっぷり。


そんなひろしに、俺は真剣に生きているんだよ!

愛ある言葉でひろしを叱咤するゴリライモ。


ゴリライモも、実家の稼業のパン屋が、

カッコ悪いものだと逃げていた。

だけど、逃げずにパン屋になった時、

はじめて親のありがたさを知る。

日本一のパン屋になりたい!!

そして親が教えてくれた働くことの意味を、

議員として示したい。

働く人のためになるような議員になりたいと語るゴリライモ。


人の役に立ちたいと本気で考えるゴリライモだからこそ、

ひろしに対して、朝ドラヒロインなみのお節介になるのだろう。


意地っ張りなひろしに労働の意味を教えるゴリライモ。


ひろしもまた、身近な誰かの役に立つことを知る。

母ちゃん(薬師丸ひろ子)の喜ぶ顔が見たい。

はじめての給料で買った財布をボロボロになるまで

使っている母ちゃんが、新しい財布を欲しがっている。


母ちゃんを喜ばせたい!

その思いから、ゴリラパン作りに励むひろし。

根性で頑張るひろしを、横で叱咤激励しるピョン吉。


ピョン吉に力を借りたら負けだと思っていたのに、

ピョン吉と二人三脚で頑張ってるよ。


そしてーーーー!!

母ちゃんに財布をプレゼント。

そっと置かれた財布を見つけて、

ひろしからのプレゼントだと知り、包み紙のシワまでをも

愛おしそうに伸ばす母ちゃんに涙。


ひろしの願いは、ただ平穏無事で暮らせること。

その当たり前の願いがーーーーー!!

叶えなくなる日がやってきた時、

ひろし・・・どうなっちゃうの?泣


平穏無事に暮らすこと。人の役に立つこと。

当たり前のことを愛しいしくさせる切ない演出に、

なんだか・・・涙がでちゃうのよ。


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