とにかく、ひたすらに頑張ったことってあるのだろうか?
なにをやっても中途半端だった自分です。
中途半端な人間ほど、人のことが羨ましかったりする。
そして、中途半端な人間ほど机上の空論でわかった風な顔をする。
だからこそ、意味のわからないことに反発したりするものだ。
とにかく、ひたすらの『しごき』の意味なんてあるのか?
とにかく、ひたすらの『連帯責任』の意味なんてあるのか?
その答えに、ちょいと目から涙にウロコだった、
「あすなろ三三七拍子」3話感想を♪
応援団のはじめての合宿です。
引率?するのは応援団OBの斎藤(反町隆史)
地獄の合宿の始まりです。
昔の運動部のしごきのような応援団。
ウサギ飛び、腕立て伏せ、水を飲ませない、連帯責任。
ツライ・・・意味がわからないから尚更ツライ
合宿で、見えてきた!?それぞれの本当の顔?
●金髪くん(風間俊介)。意外と人の気持ちがわかるいい奴。
そんでもって体力もあるじゃん。
●中坊くん。昔は野球部だったけど、途中で挫折。
だからこそ、頑張りたい気持ちはあるが空回り。
●サヤオ(剛力彩芽)。男尊女卑に異議あり!
家族間で何かあったのか?斎藤の家族問題に異議ありを唱える。
●藤巻学ランおじさん(柳葉敏郎)
今までは部下の気持ちなんぞはわかろうとしなかったが、
団の仲間たちを気にかけはじめた!?
中坊くん。自分のための連帯責任に責任を感じ、
斎藤のツライしごきに逃げだそうとする。
知っていて止めなかったのは、藤巻学ランおじさん。
机上の空論ではなく、ツライ気持ちがわかるから。
お疲れさま!の言葉と共に送り出すのだが、
中坊くん!逃げないで帰ってきたよーーーー!
逃げたら挫折することになって後悔するから。
もう!後悔したくない。
そんな時に、応援団OBたちが合宿にやってきる。
ついでに、キャンキャン吠える応援団顧問准教授もやってくる。
非民主的で、非人道的な応援団の意味とは何かを
教えてほしいと・・・
うんうん。あたしも教えてほしいわ~
そこで、西田敏行元団長。
現応援団たちを走らせる!
とにかく、ひたすら走らせる!
走ることに何の意味がある??
そこで、西田敏行団長が答えるのです。
応援とは傲慢なものだ。
頑張っている人間にガンバレ!と言うのだから。
だからこそ、応援する方がもっと頑張って汗をかく。
応援とは、理解するのではなく感じるものなんだ。
とにかく、ひたすら走る応援団に向かってエールを送る
元応援団員たち。
意味のあるものしか信じなかった団員たちが感じはじめてるよ!!
しごきの意味とは、それだったのだ。
感じさせるための『しごき』
団をひとつにさせるための『しごき』
斎藤が呟く。
やられている時のほうが楽じゃ・・・
うんうん、これはわかるよーーーーーー!!
やっている方が楽だと思う時が多々ある。
嫌われ役はしんどいものだよん。
それも、やった人じゃないとわからない。
だからこその、とにかく、ひたすらなのだよね。
とにかく、ひたすらって傲慢な言葉のようだが、
カッケーーーーと思えた。
そして、頑張るということも。
理屈じゃない理不尽なことを
理解するのではなく感じさせてくれるドラマだ。
若い人こそ観てほしいのだが・・・無理かな??
それもご時世というやつなんだろうか
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