とにかく、ひたすら~「あすなろ三三七拍子」3話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

とにかく、ひたすらに頑張ったことってあるのだろうか?


なにをやっても中途半端だった自分です。

中途半端な人間ほど、人のことが羨ましかったりする。

そして、中途半端な人間ほど机上の空論でわかった風な顔をする。

だからこそ、意味のわからないことに反発したりするものだ。


とにかく、ひたすら『しごき』の意味なんてあるのか?

とにかく、ひたすら『連帯責任』の意味なんてあるのか?


その答えに、ちょいと目から涙にウロコだった、


「あすなろ三三七拍子」3話感想を♪



画像はお借りしました。


応援団のはじめての合宿です。

引率?するのは応援団OBの斎藤(反町隆史)

地獄の合宿の始まりです。


昔の運動部のしごきのような応援団。

ウサギ飛び、腕立て伏せ、水を飲ませない、連帯責任。


ツライ・・・意味がわからないから尚更ツライ五月女風13


合宿で、見えてきた!?それぞれの本当の顔?

金髪くん(風間俊介)。意外と人の気持ちがわかるいい奴。

そんでもって体力もあるじゃん。

中坊くん。昔は野球部だったけど、途中で挫折。

だからこそ、頑張りたい気持ちはあるが空回り。

サヤオ(剛力彩芽)。男尊女卑に異議あり!

家族間で何かあったのか?斎藤の家族問題に異議ありを唱える。

藤巻学ランおじさん(柳葉敏郎)

今までは部下の気持ちなんぞはわかろうとしなかったが、

団の仲間たちを気にかけはじめた!?


中坊くん。自分のための連帯責任に責任を感じ、

斎藤のツライしごきに逃げだそうとする。


知っていて止めなかったのは、藤巻学ランおじさん。

机上の空論ではなく、ツライ気持ちがわかるから。

お疲れさま!の言葉と共に送り出すのだが、

中坊くん!逃げないで帰ってきたよーーーー!

逃げたら挫折することになって後悔するから。

もう!後悔したくない。


そんな時に、応援団OBたちが合宿にやってきる。

ついでに、キャンキャン吠える応援団顧問准教授もやってくる。


非民主的で、非人道的な応援団の意味とは何かを

教えてほしいと・・・

うんうん。あたしも教えてほしいわ~


そこで、西田敏行元団長。

現応援団たちを走らせる!

とにかく、ひたすら走らせる!


走ることに何の意味がある??


そこで、西田敏行団長が答えるのです。

応援とは傲慢なものだ。

頑張っている人間にガンバレ!と言うのだから。

だからこそ、応援する方がもっと頑張って汗をかく。

応援とは、理解するのではなく感じるものなんだ。


とにかく、ひたすら走る応援団に向かってエールを送る

元応援団員たち。


意味のあるものしか信じなかった団員たちが感じはじめてるよ!!

しごきの意味とは、それだったのだ。

感じさせるための『しごき』

団をひとつにさせるための『しごき』


斎藤が呟く。

やられている時のほうが楽じゃ・・・

うんうん、これはわかるよーーーーーー!!

やっている方が楽だと思う時が多々ある。

嫌われ役はしんどいものだよん。

それも、やった人じゃないとわからない。


だからこその、とにかく、ひたすらなのだよね。


とにかく、ひたすらって傲慢な言葉のようだが、

カッケーーーーと思えた。

そして、頑張るということも。


理屈じゃない理不尽なことを

理解するのではなく感じさせてくれるドラマだ。

若い人こそ観てほしいのだが・・・無理かな??

それもご時世というやつなんだろうかため息


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