先週の水曜日頃は、昼間は暑いくらいでしたが、春〜初夏へと移りかけてるって感じられる さわやかで過ごしやすい気候でした。



[六角堂境内 奥から]


そんないい気候の中、先週は中研の特修クラスの日程だったので 三日間通ってました。


初日水曜日





この日は、『[池坊専好立花図]82図の砂物を今日的な砂物に生かす』いう目標で実習しました。


製作では、胴木の松を置くためノコギリとナタ、ネジ釘2本 幹足を(けっこう短いくらいのもの)を遣います。

そこのところはしっかり先生が実技指導されながら教えて下さいましたので、各自、指示通りに切って割って、さらにドリルも遣い胴木まで立てました。

こみわらの人もおられましたが、私は剣山使用!


担当は香月特命教授です!



胴木が入ったら、他の花材をどのように構成してゆくかの見本として、作品を先生が立てながら解説して下さいました!(↑の作品)


二代専好の絵図で見ると、生け方は大らかな感じです。その時代に考えられた砂物を現代に合うものとして制作してみて、意外だったと 改めて一つ壁が取り払われた思いです。


初めての砂物はどうなるのかと身構えてましたが、小さな砂鉢に季節の花材が簡素に入ってる作品はとても上品に見えます。


この日は持ち帰る荷物も少なかったので、自宅に花器(自前)花材を持ち帰って生けてみましたよ。


江戸の前期でしょうか。その時代を担う先人の深く厚いお考えなど垣間見たようでとても勉強にもなりましたし、しっかり細かいご指導を頂きました。

又 友人から道具をお借り出来た事など本当に感謝の気持ちいっぱいの授業でした。


(((o(*゚▽゚*)o)))♡