医療通訳士講座口述試験も終わった。

さぁ、次は年末の通訳案内士口述試験再チャレンジに向けて、猛勉強だ! 

マンゴー(仮名)はフィードバックが充実している。レッスン終了後、どこができていなかったか、どうすれば良いかを詳しくアドバイスしてくれて、今後の勉強に役立った。

先生の中には英検1級ホールダーやTOEIC900オーバーの先生がいて、そのような方々だったらきっとこの特殊な対策も引き受けてくれるだろうとレッスンをお願いする。

通訳の問題を考えるのは大変だろうに、いつも素晴らしい日本文を用意して下さったのには感謝だ。

レッスン中に「来年もダメだったらどうしようと思うと、勉強中不安になる」や「どこが悪かったのかわからないので、どうやって勉強したら良いのかわからない」などと愚痴り、先生を困らせていた。

「どこが悪いか遠慮なく教えてください」としつこく聞くと、「特にありませんけど、もし原因があるとすれば、発音かなぁ。でもこれだけできたら来年は大丈夫だと思いますよ」と言われるが、どうしても今年の失敗がトラウマになり、どれだけ先生が励ましてくれたり、慰めてくれても猜疑心の塊になってしまう。

 

毎日、必死になって勉強していたら、いつか目から鱗が落ちるかのようにすべてが理解でき、開花するときが来ると信じたい。

医者になった叔父は予備校も行かずに受験する前年の9月頃から医学部入学のための勉強を自宅でしていたが、座敷に座布団を敷き、朝から晩までその上で正座して勉強し続けたある日、座布団をぱっとめくると、畳にカビが生えていたそうだ。そして集中して勉強し続けた結果、目から鱗の瞬間を実感したという。

 

2次対策は一人では無理。ビジネス英語通訳科のI先生のしごきが懐かしい。どれだけボロクソに言われても、今なら刃向かわずにありがたく受け取れる。私は宗方コーチや修造コーチのような鬼コーチや熱血コーチを欲していた。とにかくダメ出ししてほしくて、「優しい○先生(マンゴーの先生)にこのようなことを頼むのは非常に心苦しいのですが、どうか先生、鬼になってください!」という要望を送る。先生はきっとこの要望を読んで、怖かっただろうな。後日、キャンセルの連絡が届いた。

もっともっと頑張らなきゃ。もうこれで大丈夫、誰にも文句は言わせないというレベルまで高めなきゃ! 自分を追い詰める気持ちがエスカレートしていく。ストレスは避けるか慣れるかどちらかしか方法はない。そんなことばかり考えていたある日、自分の顔を鏡で見ると、まるで鬼のような形相をしていた。←自分が鬼になってどうすんねんって関西人やったら自分で自分に突っ込みいれるヨ。