気持ちを言葉にするのは難しい。
でも「ことば」で伝えるっていうのはすごい重要なんじゃないかって最近思う。
たぶん、人間に言葉の文化ができたのも、伝えたい「想い」を持った動物だったからでしょ?

あたしは物書きでも何でもないけど、
仕事ではたくさんの言葉を使う。
だからこそ、もっと思いを伝えたい、
伝わる言葉はなんだろう、
その人にわかりやすい言葉を探しながら、
上手じゃないけど、一生懸命
「想いを伝える」仕事をしていると思ってる。

昔から歌の歌詞が好き。
短歌や詩が好き。

全ては伝わらなくても想いを届けたいと紡錘がれた言葉達で、
たくさんのことを感じる事ができる。

目を見たら伝わる「気持ち」もある。
でも「想い」を伝えるのは言葉しかない。言葉でなきゃ、確信にならない事がある。

あたしが学生の時から好きな詩がある。

“流れの中で” 宮澤章二

聞ける時にきいておかないと
決して聞けない言葉がある
言える時にいっておかないと
決して言えない言葉がある

つかめる時につかんでおかないと
死ぬまで無縁の宝がある
磨ける時に磨いておかないと
光らぬまま朽ちていく宝がある

得たものを失う その数よりも
得られずに失われたものたちの数の多さ
わずかの知恵とわずかの努力で
それらに触れ得たかもしれないのに…

新春の光がかなでる 新しい日記は
最初の頁から最後の頁まで純白

記せる時に記しておかないと
二度と記せない記録がある


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