『あなたはこの世でひとりしかいない、大切な人です。』


何度でも言いますね😸



今日は「家族関係」について語ります。


家族関係は占いでもカウンセリングでも、最も多いテーマの一つですね。

私がこれまで鑑定させていただいた内容も、やはり「家族」に関するご相談が多いかと思われます。


日本での殺人事件の件数も、半数以上が「親族間」というデータがあります。


「配偶者」「親」「子」「きょうだい」「義理の親族」


家族関係が他の人間関係よりも根深い問題になる原因の一つが、「密室性」にあります。

虐待やDVなどが発生していても、この強固な「密室性」のために、外部に実情が漏れてしまうことが極端に少なくなります。


日本古来から伝統になってしまっている「家族だから」というしがらみも大きな原因の一つです。


精神的、身体的虐待、DV、育児、介護問題、嫁姑問題、相続の問題…

それぞれの親族間の問題がどれだけ深刻化してきても、我々は「家族だから」という文言一つでマトモに取り合わなかったり、この深刻な問題を軽くあしらってきた悪習慣がありました。


また「血縁」に対する人々の絶対的な「執着」が、配偶者や義理の親族にはない縛りつけを生み出してきました。

『血が繋がっているのに、分かり合えないのはおかしい』『仲良く出来るはず』等。


「血縁」があろうとなかろうと、人と人との愛情、憎悪、絆の有無とは全て関係している訳ではないのです。


この家族問題の悪循環こそが、殺人事件や自殺者、鬱病などの社会問題に大きく起因しています。

もはや「家族」だからという決まり文句は

「呪いのワード」でしかないのです。


「家族だから」という呪いのワードに取り憑かれているのは、加害側や外部の者だけでなく、被害側も同じです。


どれだけ酷い暴力や暴言を受けても

「家族なんだから本気にする方がおかしい」

「〇〇喧嘩は犬も食わない」

「家族だから一緒にいないとおかしい」

「家族だからお世話しないと」


これらの価値観を、加害者側のみでなく被害側自身が無理矢理飲み込もうとして、事態を悪化させています。

ただ被害側にしても、この「家族神話」にしがみつかなければ自分を保てない追い込まれた状況があると思います。


家族問題の深刻化は個人の責任だけでなく、社会全体が「家族の押し付け価値観」を変容させる必要があるのではないでしょうか?


殺人や自殺まで至っていなかったとしても、我々ほとんど全ての家族が何らかの問題を抱えています。

年代を問わず。


もちろん、心から愛情や信頼を築いていらっしゃる家族関係がたくさんあることは言うまでもありません。

家族だから乗り越えられる苦労や年月はたくさんあります。

家族が居てくれたからこそ、自分は生きてこれたという人は数え切れないと思います。


私は個人的に家族の深い愛と絆について心から理解しています。


だからといって

『愛ある家族🟰正常』

と決めつけてよいのでしょうか❓



占いやカウンセリングをしていく中で、

この「家族神話」の呪縛から、クライアントがいかに解き放てるかどうかが重要な鍵だと信じています。


長くなってしまいましたが、

次回家族問題について、どのように解決に向けた過程を辿っていくのかを書かせていただきます。


あなたに特別な特別な、幸あれ❣️