こんにちは、CHIHααRUです。

 

このブログでは、私がイタリアのオリーブオイルに出会い、その美味しさと品質に感動し、イタリアから輸入事業を始めることになったストーリーをご紹介します。

 

 

今度は想定外の質問が。

 

 

「はぁ~、行動力があるんですね。素晴らしいです!」

 

その方が、日本からイタリアに来た経緯を聞いて驚いた。

日本の大手企業で大活躍していた職歴を捨てて、ワインの勉強のため移住されたとのこと。

 

うらやましい。

 

 

大人になってだいぶ経過した今、選択肢が増えてきた今では割と

 ”とりあえずやってみる派” に変わってきたと思う自分だけれども

子供の頃から行動力は一切なく、いつも過半数の中の一人で

それが安心だし、当たり前だった。

いつも人の斜め後ろにいるようなずるいヤツだった。

 

人と違った、ちょっと変わったマイナーなことをやってみるなんて想像もできなかった。

 

今となっては、もっと早くにもっと若い頃にそういう気持ちが芽生えていれば・・と思うけれども

思わなかったものは しょうがない。

 

だから、自分の思ったことに、目標に突き進んで実現までしている人は大リスペクトである。

 

やりとりの回数が増えてきて、

ちょっと気軽にこんなことが言えるようになった。

「イタリアにはまたいつか行くつもりなので、安くて入りやすいレストランなどあったら、良ければいくつか教えて頂きたいです」などとコメントすると、

現地ならではのちょっとした情報も含めて色々と教えてくださる。

 

それもそのはず、この方はワインのソムリエさんなのだ。

しかも 本場イタリアのソムリエ

 

レストランソムリエとして従事してきて、イタリアの有名ワイン雑誌主催のワインコンクール審査員の経験があり、通訳やガイドのお仕事などもされている、という多彩な方なのだ。

 

 

ワインが好き、な私。

だけどまだまだよく区別がつかない。

正直、なぜひと口ふた口飲んだだけでぶどうの品種や生産地まで分かるの??

と今も思っている。

 

以前、初心者向けのワイン講座に数回通ったことがある。参加者は10人ほどだったか。

最初は、基礎から。

赤ワインはどんな風に作られて白ワインはどんな風に作られるのか。

ブドウの品種や生産国についての講義など。

 

へぇそうなんだ!知らなかった!勉強になるなぁ面白いなぁ。。

 

そして、後半お楽しみの実践編。

ワイングラスが用意され、講師が各席の空のワイングラスにワインをついでまわる。

「つぎ方にもマナーがあるのよ」

 

最初にまず香りだけかいで、どんな香りがするのか、色はどうか?

皆さん無言でグラスを顔に近づけたり離したり。

 

講師:「え~このワインの香りはまず、アプリコットや青りんごや・・」

 

   ・・・ “(嗅いでみて)え?そう?酒の、ワインの匂いしかしない”

 

講師:「どのような料理に合いそうか想像してみましょう」

 

   ・・・ “うーん、ただ単にいま食べたいものしか浮かばねー”

 

そしていよいよ、ワクワクのブラインドテイスティング(ボトル・銘柄など情報を隠して飲む)では番号のついた5つくらいのグラスが目の前に並べられる。

ワクワクの反面 ”そんなん、分かるわけないじゃん・・” と内心思いながら、

”でも当てたらカッコいいなー、全部当てちゃったりして” なんてことも期待しつつ、とりあえず口に含む。

 

”1番のグラスだけはなんか他とちょっと何かが違う気がする、でもあとは全部一緒やん!!”

やはり違いは分からない。

“わたしは違いの分からないオンナ” また新たなレッテルを自分に貼りつける。

 

結局、全滅の結果に、“やっぱ私ってカッコ悪る~ まぁそうだよね” と一人はにかみつつ、隣の人に「難しいですよねー?」と同意を求めながらニコッと左を向くと、隣の人は全問正解。

 

 

と、こんな散々な結果だったけど、

元々自分に期待していない人なのでそんなに落ち込まない。

いやすごく落ち込んむんだけど、だいたいすぐ落ち込み度が薄れる。

この辺はどうかしたほうがいいかと思うのだけれども、楽天家なのである。

楽天的・ポジティブ過ぎて、ときどき危機管理が無いのではないかと自分自身心配になるが、

そうなるともはや 楽天家なのか心配性なのかよく分からない。

(常々どっちなんだろう・・と考えている。死ぬまでの究極の二者択一である)

 

そういうところが、妙にイタリアが気になる、イタリアが合っていると思う理由なのかな。

 

 

そうそう、イタリアの女性ソムリエに話を戻すと、

イタリア各地のワイナリーを訪れて、色んな生産者と仲良くなっていて、

いまとなっては、彼らの素晴らしいワインを世に知ってもらうべく、生産者の代弁をしたいという気持ちが強くあるそう。

イタリアには家族経営や、ほぼ一人やっている生産者など、小さくても素晴らしいワインを生産している無数のワイナリーがあるらしい。

 

自然の中にある、まだ見たこともないワイナリーが脳裏に浮かぶ。

夢のようだ

 

お話を聞くだけで面白いし、色んな知識が増えてたのしい。

 

聞いているうちに、今まで飲んだことのないワインを飲んでみたくなったので、

「今度日本の通販で探して買ってみるのでお勧めの銘柄を教えて欲しい」と尋ねると

 

せっかくなら、とイタリアにしか売ってないものもあるそうで、

何とその女性ソムリエが特に気に入っているワインをいくつか選んで日本へ送ってくださるとのこと。

「わたしのとっておきの、”コスパ最強 家(いえ)飲みワイン" をお送りしますね!」

 

ソ、ソムリエじきじきチョイスのワインをget出来るなんて!!

ソムリエが家飲みするワイン??

 

“なんじゃそりゃー” “うぉーーー”

 

・・・すみません、取り乱しました。

 

 

天にも昇る気持ちで もちろんありがたくご好意を受ける。

と、すぐにまた得意の空想をはじめる。

届いた素敵なワインボトルのコルクをキュっと抜いて、トクトクトクとグラスに注がれるワインの映像が私の頭の中の宇宙にパッーっと広がる。ひとりニヤニヤしてぼーっとしていると、

更に、期待していなかった予想外のこんなことを聞かれる。

 

 

「ちなみに、オリーブオイルはお好きですか?」

 

 

(続く)