こんにちは、CHIHααRUです。
このブログでは、私がイタリアのオリーブオイルに出会い、その美味しさと品質に感動し、イタリアから輸入事業を始めることになったストーリーをご紹介します。
日本未販売の、素敵なオリーブオイルを紹介してもらう
「やっぱりそうでしょ!?」
電話で対応して、申込書にある名前と住所を見たときに気づいたけど、
「あなた、お父さんによく似てるもの。」
対応して頂いた、事務職員さんの言葉。
そうだ、わたしは小さい頃から父に顔が似てるという
全く嬉しくない(非)称賛を受けてきた。
ある時は、イマイチビミョーな反応を示すと
「いいじゃない、お父さんに似てると女性は幸せになれるっていうよ!」
という、一体どこの誰が言い始めたのかという慰めの言葉を続けてかけられたこともある。(なんともリアクションに困る言葉だ)
しかしそんなにソックリなのか。。
だけど、いま重要なのは、よりによって父の知り合いがここにいたということ。
家族、特に父には内緒で全て動いているのに、ここでバレて今後、今回の起業が進めなくなるのはとても困る。
思わず走って逃げようかと思ったが思い直し、顔を引きつらせながら
「あっ、そうですね。多分それはうちの父です・・」と言うと
「いやー、お父さんには当時は会合でよくお会いしてたのよ」
“ひえー” と思いながら、「それは大変お世話になりました」
「ですが、実は今のところまだ父には内緒で・・」と言いかけて気づく。
もう既にお店を閉めた今は、父はお酒の組合とは関係も無いし、
仕事のお付き合いだった方々とは今後お会いすることもないのだ。
ということは私がこの講習を受けることもバレることはない。
急に心は晴れやかになり、その後のお酒についての講習も余裕がでて
「へー、なるほど」と興味深々で受講することができた。
例えば、その講習ではこんなことを初めて知った。
・ビールを蒸留したものがウイスキー、ワインを蒸留したものがブランデー、日本酒を蒸留したものが焼酎である。(ええっ!?知ってました??)
・日本酒の名称では、使われる原材料のお米の精米歩合が60%以下を吟醸、50%以下を大吟醸と呼ぶ。
・お酒の種類によってお酒の税率も違ったり、アルコール度数が高くなると税率も高くなる。
・最近流行りの「日本ワイン」とは、国産ブドウのみを原料とした国内にて製造されたワインのことである。(海外原料を使ったら日本国内で製造しても日本ワインとは呼べない)。
・清酒や焼酎の産地ごとの名称についてなど(例えば、壱岐焼酎や球磨焼酎などは具体的にどの地域で製造されたものをいうのか、産地の範囲など)
その他、講義内容は色々と本当に興味深かった。
こういうのが学校の授業にあったらとても面白かったろうと思った。
そしてお酒の協会・組合・政府では何より、20歳未満の飲酒防止については特に厳格に指導されている。(未成年に販売してはならない!!)
こういう授業があったら若い人は皆なお酒にすごく興味を持って飲みたくなっちゃうかな?と思うけど、それを教えた上で、
若年飲酒の恐ろしさ、成年以後についても過度の飲酒の恐ろしさ、年齢による飲酒禁止の重要性を教えたらいいのではないかと思った。食べ物同様お酒が生活に普通に関わっているこの世の中、未成年にももっと直接、若い頃からお酒について色々と教えたら楽しく正しく理解できるんじゃないかなと思った。
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さて、並行してワインの選定にも着手していたのだけど、どうも酒類免許取得にはかなり時間がかかりそうだ。
ということで、ワインの選定と販売免許取得を進めながら、
まずは免許のいらないオリーブオイルから輸入することに決めた。
山は動き出した。
最初にどの生産者にするか、どのオリーブオイル商品を販売するかを決めることに着手する。
ソムリエさんから、オリーブオイルについては今回3つの生産者を紹介頂いた。
ソムリエさんがイタリア各地を訪れて厳選された生産者さんだ。
どれも日本未発売のもの。
まずは画像を見ると、それらはどれもとても素晴らしく、
「うわーこんなボトル初めて見た、素敵!」感動して、ほぼただの消費者目線でしかない。
ソムリエさんに聞いたところによると、さすが本場イタリアには、無数のオリーブオイル農家・生産者さんがいるらしい。
そしてオリーブオイルの元であるオリーブ、オリーブの木もたくさんの種類があるらしい。
何とその数、世界で1000以上。(すごい、そんなにあるとは!!)
そしていわゆる“オリーブオイル”の中でも、
最も質の良いエキストラバージン・オリーブオイル だけを扱うことに決めた。
というよりこれ一択だった。
研究によると、一日スプーン1-3杯程度のエキストラバージンオリーブオイルを摂取する事によって、心臓病や心血管疾患による死亡のリスクが30%程減少すること、抗炎症作用・再生作用・保湿効果及び抗酸化効果があるなど報告されている。
便通を良くし、美肌にも効果的。まさに内面からの健康!。
そんな素晴らしいものを扱えることに感謝。
そして検討に検討を重ねて、その中から今回まずは、
2つの生産者の製品を扱うことに決めた!!
オリーブオイルの初輸入の今回、くしくも北と南、両方の地域生産者の製品を扱うことになった。
<今回選んだ2つの生産者>
・アメリカの有名雑誌フォーブス誌でイタリアン・エクセレンス100社に選ばれたことのある、100年以上の歴史があるイタリア北部リグーリア州の家族経営の生産者。
・太陽の街シチリアで先祖代々受け継いできた農場を親子男子3人で奮闘経営する生産者。イタリアで最も歴史と権威があるワインとオリーブオイルの格付誌ガンベロロッソにて優秀賞を受賞。世界中のプロテイスターにより最高品質オリーブオイルを審査するエキストラバージン・オリーブオイルコンテストにて銀メダルを獲得している。
そんな輝かしい経歴があることはもちろんだけど、どちらにも共通することは、
栽培からオリーブオイルの液体にするまで一貫して製造作業していること。
オリーブオイルひとすじ、厳格に定められた有機農法により大切に育て、オイルまで加工されている。
だけど、受賞歴とか有名雑誌が認めたとかそんなことを知る前に
わたしが直観的に思ったこと、それは
「あっ、ウチに置きたい」 だった。
もちろん中身についてはお墨付きだけど、
“そこにいてくれるだけで素敵!感“ をかもしだしている。
リビングに、キッチンに、置いていたら、例えば
ちょっとした嫌なことがあった日なんか、それを見たら凹んだ思いが吹っ飛びそうな、手元に置いておきたい感 を感じたのです。
「毎日の食事が楽しみになりそう」
実はわたしは、ちょっとだけ茶道をたしなんだことがあり
お稽古を始めて少し時間が経つとお茶道具の良さというものをだんだんと感じ始めて、不相応にも、時々、「このお道具が欲しいな~」などと思ったものです。
「これ、使いたい」
「これウチに置きたい」
「これを使うとなんかいいことありそう!」って
何の製品かによらず、たまに思うことがあり、
理由は全く分からないけど、とにかくおうちにお迎えしたい、そばに置いておきたいモノってときどきあるのです。
理由はないのです。
昔、たまたま見たTVで
叶姉妹の恭子お姉さまがこう言っていたのを覚えている。
「良いものに理由はないのよ」
なんだかすごくしっくりきたのだろうか、ときどきその言葉を思い出す。
(わたし、恭子お姉様を孟子扱いしてる)
丁寧に扱われてきたものって、やっぱり何かしら良いオーラを発揮しているのだと思う。
丁寧に育てられ、製造されてきたものが醸し出すものってきっとあるのだと思う。
人生四半世紀をゆうに超えてくると、気づくものです。
「人生って意外と短い」
だから是非、あなたの人生は自分の好きなもの、素敵なもので囲まれて欲しいのです。
今はすごくいい時代だと思います。何でも自由に選べて気軽に指一本動かすだけで、じっと部屋に座っていてもモノが届く。
せっかくそんな便利な時代に生まれたのだから、利用しない手はないかと。
一体どこであなたの好きなものに出会えるか分かりません!
もし色んな面であなたの基準に合った、あなたの納得するものに出会えたらいいですね。
そしてもし何かしら幸せを感じたら、周りにも幸せをおすそ分けしたらいいと思うんです。
きっとまたあなたにも幸せのリターンがあると思います。
感じるインスピレーションに ”理由” はないのですが、扱っているエキストラヴァージン・オリーブオイル にはよい栄養素がしっかりあります!!
今回立ち上げた、
エクストラヴァージン・オリーブオイル専門Shop 「Cantina」は
3/11発売開始しました。(後にワインも発売開始します✨)
スローペースで更新中の「起業奮闘記」ではありますが、まだまだ続きます。
まだまだお伝えしていない凹みどころ満載です。
もしよろしければ shop をのぞいてください!
スタートしたばかりの駆け出しで、自分自身に怪しさ満載ですが(真面目だけが取り柄です)商品にはものすごく自信があります。
どんなものか、見てやろう!!ってサラッと見て立ち去るだけでも結構です。(大歓迎!)
ご来店をお待ちしています。
そして引き続き、ブログを読んで頂けたら幸いです。
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商品の特長・良さ、オリーブオイルのいいところをこれから
楽しくお伝えしていきたいと思っています。