トラウマ解消セラピーOliveの✾なぉ✾です
【女性専門】
前回の『不安障害だった私がトラウマ解消セラピストになりました!⑲』はコチラ
流産を経験した私でしたが、勇気を出したことによって大きな幸せを手に入れることが出来ました
不安障害には辛い出産後の入院生活も乗り越え、とうとう退院の日を迎えました!
これから、家族3人の新生活がスタートする喜びでいっぱいでした🌱
赤ちゃんの育児は想像以上に大変なこともありましたが、それでも辛い妊娠・出産を乗り越えた私には宝物の時間でした。
夫は、仕事で早朝から夜遅くまで帰ってこない生活だったので、孤独との闘いがありました。
怖い
不安
こみ上げてくる感情を必死にコントロールしながらの生活でした。
赤ちゃんが救いになることもあれば、赤ちゃんがいるために自由に動けないというストレスもありました
それでも、赤ちゃんはとても愛おしく、いつも守ってもらう側だった私が、初めて守るべき存在に出会ったのです!
しかし、その幸せな日々が、一瞬にしてひっくり返されるような出来事が起こったのです。
それは、夫の休日の昼下がり。
私は、赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足だったため、リビングに敷いた布団で赤ちゃんとお昼寝をしていました。
夫は、その近くのソファーで携帯を見ていました。
とても穏やかな時間でしたが、突然ガタガタ、ガタガタ、と揺れを感じた私は飛び起きました。
私は、地震・雷・停電 がとても怖く、平常心ではいられないのです
すると、いつものように夫が
「大丈夫、すぐ止まるから。」
その言葉で少し落ち着いた私は、また横になろうとしました。
ところが、
ガタガタガタ、ガタガタガタ
いつもならすぐに止まるはずの地震の揺れが、どんどん大きくなっていくのを感じたのです。
揺れは更に大きくなり、家の中のすべての物が音を立てているように感じました。
私は、眠っている赤ちゃんを薄い毛布でくるんで抱きかかえ、急いで夫と外に飛び出しました!
隣の土地で一軒家を建築中の大工さん達が、次から次と高い場所からジャンプして飛び降りているのが見えました。
近くに停まっている大型のトラックが、大きく揺れています。
何が起きてるの!?怖い!!
私は、スヤスヤと寝ている赤ちゃんを抱きかかえながら、どうにか感情をコントロールして平常心を保つために必死でした
みなさんの記憶にも残る、『東日本大震災』です。
その後の生活は、みなさんの記憶の通り、とても大変でした。
私たちの住まいは、津波などの被害はありませんでしたが、それでも制限のある生活の中での赤ちゃん育児は大変でした。
長く続く余震
放射線被害の不安
計画停電
ガソリンの不足
幸せだった日々が、一瞬にして変わってしまったのです。
我が家は、オール電化だったのでガスがなく、機密性の高い家だったのでストーブも使えませんでした。
まだ低い気温だったため、赤ちゃんがいる中での計画停電はとても苦労しました。
不安障害のため、余震に対する恐怖心がとても強く、余震が来るたびに赤ちゃんと荷物を抱え、外に避難すると言う行動が続きました。
夫は、仕事で隣県へ出勤しなければいけなかったので、私は不安で不安でたまりませんでした
また大きな地震がきて、夫と会えなくなるのではないか、帰って来れなくなるのではないか、そんな不安に押し潰されそうでした。
そんな私を見て、母は私の家で生活をしてくれました。
妊娠が判明した時から頑張って薬をやめていたので、薬も飲まずに必死に耐えていたのです。
本当に生きた心地がしない生活でしたが、赤ちゃんはスクスクと育ち、それが私の唯一の大きな希望であり癒やしでした🌱
当時の私には、
よく頑張った!!
と、言葉をかけてあげたいです
この出来事は、大きなトラウマにもなったかもしれませんが、私には無かった『強さ』も手に入れたような気がします
次回、『不安障害だった私がトラウマ解消セラピストになりました!㉑』に続きます🌱
心配な点やご質問、セッションのお申し込みはコチラから
(アメブロ/公式LINE/Instagram/メール/どこからでもメッセージ受け付けています)