Q10「緊張性頭痛があります。自宅でできる改善方法はありますか?」

 

緊張性頭痛というはのコリからくる頭痛のことです。

 

首や肩のコリ、かみしめからくるアゴや耳周りのコリ、下を向きすぎて首の付け根に負担がかかるコリなどなど、自分の筋肉で血管をぎゅ~っと締め付けて血流を悪くしてしまうと起こります。

 

ですから、コリをほぐしてあげると血流が良くなって改善します。

 

痛みの特徴は

・こめかみから後頭部のしめつけられるような痛み

・眉間に近い目のくぼみを押したくなるような痛み

 

などです。

 

では改善方法を紹介します。

 

①横になる

→横になることで首にかかる負担が減るのでラクになります。

 

②あたためる

→温めることで血流が良くなるのでラクになります。お風呂、湯たんぽ、自分の手、レンチン蒸しタオルなど、なんでもいいです。

 

③ストレッチ

首周りのストレッチで筋肉がほぐれて血流が改善するのでラクになります。特に首のななめ後ろの筋肉(僧帽筋上部、肩甲挙筋)が原因になるので、そこを伸ばすといいですね。

 

ついつい忘れてしまうなら、疲れたなと思った時だけ5秒でいいから上を向くクセをつけましょう。それだけでも違います。のびでもいいですね。

 

④マッサージ

首の後ろ、付け根の部分をイスの背もたれや、お風呂のふちなどに当てて頭の重さを利用して押し付けると指圧されているようになります。少し横に首を振ってグリグリしてもいいです(やりすぎに注意しましょう。)

 

自分で自己指圧してもいいですね。

マッサージのやり方はコチラ

 

 

 

 

その他、かみしめるクセがある人は耳をもんだり引っ張ったりしてマッサージをしましょう。血流が良くなると耳周りがポカポカしてあたたかくなります。

 

これら4つの方法と、普段からアゴ、首、肩、背中などがどうしてこっているのかを日常生活の中で見つけてみてください。

 

・眉間にしわを寄せてる

・口の中を吸ってる

・かみしめてる

・下の向きすぎ

・画面をのぞき込む

・常にスマホを触っている

・クーラーで冷やしすぎてる

 

などなど、原因がたくさん見つかると思います。

マッサージ以外の方法は全て本に記載されているので参考にしてみてくださいね。

 

本の購入はこちら→「スキマ体操大全」